名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

本年の初釣りはヤリイカ釣り

2018-02-10 22:05:43 | Weblog
2018.2.10(土)
 1月17日、1月30日と天候不順で中止になっていた静岡・吉田港から出船するヤリイカ釣りが昨日(2月9日)やっと実現した。西高東低の冬型の日が続いていたが、この日は久しぶりに日本列島を高気圧が覆うという寒いながらも絶好の釣り日和となった。
 釣り仲間4人が、小牧に9日午前2時15分に集合して同2時30分に出発、5時前には吉田港に到着して出船は6時。沖合を1時間20分かけて釣り場に到着、早速仕掛けを投入という順序。ところが仕掛け投入に際して船長の言葉にびっくり。海底まで240mあり、イカは底にいるから仕掛けは海底まで沈めろと言う。とんでもない思い違いで、世話をしてくれた仲間からは深度は概ね120mと聞いており、みんなそのつもりで心の準備をしてきた。一番の問題はリールに巻いてある幹糸の長さである。大体は最初に300メートル巻くのだが、使っているうちに根がかりなどで切れたりして短くなっていく。
 少なくとも240mは残っていないと釣りにならない。筆者のリールでは、やっと250m出すことができて無事釣りができることになった。ところが釣友の一人はそれに満たず、予備を持っていた釣友の一人からリールを借りて事なきを得るという、きわどい釣り開始であった。
 イカ釣りは渥美半島沖の大山漁礁でスルメイカ釣りを何度も行ってきたが、そこでの深さもおおむね200mまでである。ヤリイカ釣りは福井の沖で経験があるが、せいぜい100メートルまでであった(ただし夜釣りである)。今回の釣り仲間では、200mを超える深度での釣りは初経験であった。
 仕掛けを投入しておよそ6分で着底、イカが掛かって巻き上げるのに8~10分(カラで巻き上げても最スピードで7分前後)。根気のいる釣りである。
 最初の第一投では、底まで糸がもつかどうか気にかけながらの投入であったが、もたもたしていたお陰なのか、イカの当たりも分からなかったのに上げてみたらなんと大きなヤリイカが3杯も上がってきた。胴長40センチ超えが多いとは聞いていたが、まさにその通りの釣果で思わず頬が緩む。
 その後の食いは渋く釣果は伸びなかったが、イカの当たりは取れるようになり、午後1時までの釣果はヤリイカ18杯であった。これでも4人の仲間内では竿頭であった。ほかに5人の釣り客がいたが、一番多くても20杯程度ということで釣果としては貧果の部類かもしれない。
 しかし、出かけるときの腹勘定は、ヤリイカの大きさからいって一人10杯と目論んでいたので、それをクリアできたことは≪ほどほどに≫満足であった。