名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

東京都議選 自公が全員当選

2013-06-24 21:44:19 | Weblog
2013.6.24(月)
 東京都議選挙が昨日23日、投開票された。定数127人のうち自民党は59人、公明党は23人がいずれも全員の当選を果した。合計82人は64.6%に当たり、過半数を大幅に超えた。
 一方でこれまで第一党だった民主党は現有43議席(前回選挙時の獲得議席は54議席)から三分の一に近い15人にまで落ち、倍増した共産党をも下回る第四党となって惨敗した。
 34人を擁立した日本維新の会は現有3議席から2議席に落ち、敗れた。維新の会と袂を分かったみんなの党は1議席から7議席に躍進した。 
 その他、地域政党の生活者ネットワークは3議席、生活の党と社民党、みどりの風はいずれも議席を得られなかった。
 今回の選挙の確定投票率は43.50%で、過去二番目の低さという。
 自民党は4年前の麻生太郎内閣のとき、都議選で第一党の座を民主党に譲ったが、今回の選挙では、安倍内閣の支持率の高さを反映して再び第一党に返り咲いた。
 原発や憲法よりも目先の経済という目くらましにあって都民は結局自民党を選んだ。今の政治状況はもはや自民党の一人勝ちの状況である。今回の選挙で自民党の相手が民主党というこれまでの図式が完全に崩れたことを示した。この政治状況は、国政においても変わりようがないことも明らかであり、空恐ろしい。
 しかし今回の都議選は、都民自ら選んだ結果だから、端でがたがたいうつもりはない。