名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

箱根駅伝 日体大30年ぶりの総合優勝

2013-01-04 10:17:16 | Weblog
2013.1.4(金)
 今年の箱根駅伝もいくつものドラマに彩られ、最後に総合優勝を勝ち取ったのは、昨年19位に終わり予選会から出場した日本体育大学だった。なんと30年ぶり、10度目の勝利である。前年19位からの順位アップ幅は過去最大で且つ予選会通過校の制覇は第73回大会の神奈川大以来の16年ぶりという記録となった。
 ただ、日体大も往路では柏原を欠いた東洋大に1分35秒差をつけて、26年ぶりの往路優勝をとげたが、復路では、駒沢大に1分の差をつけられて2位にとどまった。
 総合2位の東洋大は,往路で5年連続優勝という記録を逃し3位に終わった。去年卒業した柏原を欠いた東洋大は4区までは先頭を切っていたが、最後の5区で日体大、早大に抜かれた。改めて柏原選手の偉大さが思い起こされるという結果であった。なお東洋大は復路では帝京大にも抜かれ4位に終わった。
 総合3位の駒大は往路9位と出遅れたが、復路では3人が区間賞を取るという活躍ぶりで復路優勝を成し遂げたことは、さすが駅伝の王者と言われるだけのことはある。
 予選会から出場した帝京大は、過去最高に並ぶ4位に入って5大会ぶりのシード権を獲得した。
 明大は往路4位と健闘し64年ぶりの優勝もちらついたが、復路で13位と失速して総合7位に終わった。
 一方、11位の山梨学院大、15位の日大は予選会にまわるという悲哀を味わうことになってしまった。
 最優秀選手には5区で区間賞を取った日体大の服部翔大主将が選ばれた。
 今年の箱根駅伝も悲喜こもごものドラマを生んでエピローグとなった。