田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「欲しがりません勝つまでは」麻屋与志夫

2020-12-08 17:00:21 | ブログ
12月8日 火曜日
●開戦記念日。遠い昔のことになってしまった。今日の日付をみて、真珠湾攻撃に始まった日米の戦いを思い出す人は少なくなっているだろう。わたしは小学校の二年生だった。

●作家であるからには、本来はあの苦難の時代について書いておくべきなのだろうが。わたしには物語を構築する力はもう残っていない。

●ぼんやりと今夜は堀炬燵で疎開児童だった妻とあのころのことを話し合いたい。いまだに、凄まじいPTSDが残っている。話し合うことで、この心の傷を癒したい。記憶力がいいのが、災いしている。かずかずの迫害を受けた思い出がある。

●REMOVERという作品を書き上げた。そのへんのことを断片的に書いた。でもわたしのことだから、素直にリアリズムの話法では書けない。おそらく、わたしの気持ちは読者に伝わらないだろう。いつになっても、ひとに感動を与えるような書き方を模索している。

●いまやコロナの猖獗。日本人は素直だから一億全国民白いマスクをしている。

●ついつい、一億総玉砕。「欲しがりません勝つまでは」などという言葉がよみがえってくる。

●健康でこの年まで生き抜いてこられた。

●幸せだと思う。この町で、わたしの同級生の男子でだれが生き残っているのだろうか。いないと思う。

●小学校の二年生までしか女の子とは一緒の教室で勉強していない。女性は長生きだから、元気なひとがいるのだろうな。


●わたしの作品は角川BOOK WALKER 惑惑星文庫で読んでいただけます。

麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。

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