田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

オナラマン

2012-06-29 06:20:34 | ブログ
6月29日 金曜日

●期末試験がおわった。
みんな元気な顔をみせてくれた。
いや、ひとりだけ休んだ生徒がいた。
試験の結果がおもわしくなかったのかと、心配だ。

●ともかく一度くらい悪い点数をとっても、次はがんばろうぜ。

●学校や塾で教壇に立っている教師は「ゆとりある教育」がおわり、
これから、
いやすでに、
コペルニクス的転向をせかされているのに、
まだ余裕の授業をくりかえしている。

●そもそも、「ゆとりある教育」などという悪政をいいだしたのはだれなのだろう。
日本の教育現場をこのような混乱におとしいれたのは、
やはり常套句でもうしわけないが、
政治が悪いといいたい。

●10年ほど前。
白内障の手術を受けた。
一日入院した。
大部屋ではなく、二人だけの相部屋だった。
同室の男が「オナラマン」だった。
たえず、プーっとやる。
オナラをするな。
といっても止められるものではない。
と……あきらめ文句はいわなかった。

●退院した。
「なに、この臭い」カミサンが気づいた。
悲鳴を上げた。
「うわぁ。臭いわ」
いいわけするのにてこずった。
かの「オナラマン」の異臭は衣類についてわが家まで侵入してきたのだった。

●「ゆとりある教育」の弊害は地方にあっては、
いつまでも異臭としてのころだろう。

●新教育指導要綱になつてからのはじめての期末試験に臨み、
そなことをかんがえた。
つねに、被害者は教育界においては生徒たちだ。
がんばろうな。
と声をかけることのむなしさ。
なんとか勉強と真剣にとりくむ生徒をそだてなければとあせるばかりだ。
生徒だけではない。
むずかしくなった教科書にとまどっている先生たちも多い。
まじめな先生ほど苦労している。
運動だけやっていればいい。
そうした偏向教育からぬけだし、
その子の個性にあつた教育が回復するのは、
いつのことだ。

●中学の部活動で文化部が復権するのはいつか。
演劇部、文芸部、新聞部、読書部、英語部。
のある学校は何処にありや?

●少し硬いことを言いすぎた。
下ネタにもどる。

●禁酒したり、節食している。
腸の調子がちょくちょくかわる。
ようするに、ときどきオナラマンになる。
街を歩いていて、
運動をするので案外腸がよろこんでいるのかもしれない。

●プププとでる。
件(くだん)のオナラマンのことをおもいだした。
後ろからついてくるカミサンに異臭をふきかけるわけにはいかない。
小柄なかみさんのあとから大きなリックを背負って歩いている。
背後から人が来ないかと気にかかる。
カミサンの倍もある体重のGGはこのことあるカミサンの執事だ。
家来だ。
従者だ。

●それでも耳聡くカミサンが聞きつけて「いやあね」という。
「なにいっているガスを後方へ噴出して進んでいるのだ」とGGは平然とこたえる。

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