田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

初雷、豆を食べる。初午、シモツカレーにも豆を入れる。 麻屋与志夫

2018-03-26 02:21:50 | ブログ
3月26日 Mon.

●金曜日23日には帰省する途中、東武新大平下の周辺で雷雨の跡を目撃した。その翌日、土曜日24日には、鹿沼に初雷。8時ごろであったがGGは風呂にはいっていた。

●スサマジイ雷鳴と稲光には幾つになっても馴染めない。まして、ここは雷には「様」をつけて恐れおののくほどの有名な雷県、そしてさらに鹿沼は、舟形盆地にあるため街の周囲の山々に反響してひときわ大音響の雷鳴が轟きわたる。

●風呂に入っていては、湯の中では危険ではないかと不安だった。恐れおののくわたしは、耳慣れない音に気づいた。なにか固いものを叩くような音、そうかいままでは裏の空き地は草茫々だったから雨の音も柔らかだったのだ。駐車場になるのだろう。地面が固められたからだ。これでコンクリートを敷けば猛々しい水音とともに大量の水がわが家の裏庭に流れこむかもしれない。

●懐かしかったわたしの幼少時代の原風景が、木造解体機、トラクター、ダンプカーなどの重機によっていとも簡単にキレイさっぱり破壊されるさまを二階の書斎から見下していた。

●これからこの田舎町での暮らしが一変する。ソンナ嫌な予感がする。せっかくretire後の暮らしには万向きのおだやかな街ですよと宣伝してあげているのに困った。困った。

●忘れていたが初雷には、とって置いた豆まきのマメを食べる習慣が、わたしが子どもの頃にはいきていた。歳の数だけ食べればそのとしは無病息災。いまはわが家では豆まきをすることもない。例え、マメがあったとしても、歯なしのわたしには硬くて食べられないという、話の落ちをつけたいのに、もう一つ思いだした。

●初午の日には栃木県の郷土料理、下野カレ(シモツカレ)を作るがそこにも豆まきのマメをいれる。そんなことをしている家庭は、いまは無いのだろうな。

●疾風怒濤の速さで古い習慣や古い建物や、古い? 人間も消えていかなければならないのだろうか。



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