田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

イチョウの落葉。光をあびて美しい乱舞。麻屋与志夫

2020-11-24 17:20:03 | ブログ
11月24日 火曜日

●市民情報センターの広い駐車場に枯れ葉が舞っていた。このところ北風が吹き出してさむい。落ち葉はその風の通り道を視覚化してくれて楽しい。

●狭い路地やいまは必要のなくなった道の端の汚らしい下水溝の上を歩いてきた。この情報センター前の広場を見ることのできる場所まで歩いてくるとホッとする。

●昨日も、とくにイチョウの黄葉が風に舞っていた。広場に風が吹いてイチョウの葉がいっせいに立ち上がりダンスをはじめる。光をあびて黄色くきらめく落ち葉がさざ波となる。
イチヨウの葉がきれいな乱舞をみせてくれるのは、葉の茎を脚のようにして立ち上がるからだろう。だからあんなにきれいに渦をまいてとんだり、打ち寄せる波のようにながれていくのだ。ケヤキや桜、ハナミズキの葉はときおり裏返ったりはするがただ風にふかれて流れていくだけだ。舞っているようには見えない。

●イチョウの葉は妖精のようだ。一本足で立ち上がりたのしそうに秋の終わりの光をあびて舞う。金色のさざ波。さらば秋の光。落葉の乱舞。

●風が広場の端の長いコンクリートの縁に沿って吹いている。イチヨウノ葉がその縁に並んで舞いだした。まるでラインダンスをみているようでうれしくなった。

●「あなた遅れるわよ」
カミさんがはるか道路のさきから呼びかけている。


●わたしの作品は角川BOOK WALKER 惑惑星文庫で読んでいただけます。

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