田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

岩氷柱もいでもいまはシャブルだけ

2022-10-01 01:55:22 | ブログ
10月1日 土曜日
芳香をたどりたどれば金木犀

臭線をたどり探せば金木犀

眠られぬ秋の夜長をコオロギと

去年落ち葉踏みしめいけば枯れ葉路

山深し去年の落ち葉に枯れ葉ちる

山深し朽ち葉の道に枯れ葉散る

積もりしはいつの枯れ葉か落ち葉散る

重なりし腐葉土上に枯れ葉散る

山深し落ち葉おちばの道を行く

枯れし葉に落葉降るのは古き道

岩つらら折りてもいまは舐めるだけ

岩氷柱もいでもいまはシャブルだけ

秘密基地たどりたどれば枯れ葉山

長き夜の妄想俳句降りやまず

長き夜はまぼろし俳句湧き出る

長き夜は俳句まぼろし湧き出る

●秋の夜長。少し早く寝たためか夜半に目覚めてしまった。うとうととした幻想のなかで昔を思い眠れなくなった。裏山の岩の間から流れ落ちていた清水が冬には凍って氷柱となる。その氷柱をもいでかりかりと丈夫な歯で噛み砕いた。この思い出。やるせなかった。

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