田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ああ、美神ミューズよ/さすらいの塾講師 麻屋与志夫

2010-09-20 03:00:09 | Weblog
9月20日 月曜日

●ああ、美神ミューズよ。
あなたに見放されてから、暗黒の道を歩きつづけています。
元はと言えば、わたしが悪いのです。
「もの言わぬ神の意志」――を伝えるような高踏的な文学に憧れました。
才能もないのにバカですよね。
わたしが悪いのです。
それから、『ヌーヴォーロマン』の秋波に惑わされ、
同人誌『現代』を主宰するなどのあなたへの冒涜をくりかえしました。
小説を書いて暮らしていきたいとねがっているのに、
誰にも読んでもらえないような、
読者を拒絶するような小説を同人誌に発表しつづけました。
慙愧の至りです。
反省サルの姿勢。

●これではいけない。
こんなことでは自滅する。
と気づきました。
そしてカムバックまで5年と期限をきってブログで小説を書きだしました。
コメントもポツリポツリ。
……その日の訪問者と、閲覧者に喜んだり悲しんだり。
手探りで書きつづけています。
そして、昨日インポイントが70入りました。
これは、わたしにとっては事件です。
ホラー怪奇小説のジャンルで名実ともに一位に躍進しました。
うれしいです。
ポイントをプチュンしてくださったみなさんありがとう。
ほんとうにうれしかったです。

●発表の場がブログなので自己規制を厳しくしています。
わたしの小説の読者のなかには小学生もいます。
昨日、
書けなかったのは『血を吸うのをやめたら』は、
もっとスプラッターしたかったのです。
血が飛び散るようなことを濃密に書きたかったのです。
猟奇的な描写を濃厚にしていきたいのです。
でも、それはブログという公の
――だれでも読めるブログだからこそゆるされることではありません。
友成純一ばりの描写はだめですよね。

●ああミューズ、詩の美神よ。
雑誌に小説が再び書けるチャンスをあたえてください。
それにはこの場で、ブログ小説を書きつづけなければならないのですよね。
そして美の神ミューズがほほ笑んだように感じているのは、
うれしくてこのような私事を書き連ねているということは、
あなたこそ美神ミューズなのだとわかりました。
これからも悩みながらも『さすらいの塾講師』を書きつづけます。
よろしくご愛読のほどおねがいします。

●ああ美の女神ミューズよ、
北関東の北の果て、
舟形盆地の小さな町のボロ家で、
深夜に起きだしてパソコンに向かっている、
哀れな忘れられた作家に憐れみを。




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