田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

拝金主義を排す。麻屋与志夫

2015-01-13 08:17:22 | ブログ
1月13日 火曜日

●昨日は成人式だった。

小さな田舎町で「アサヤ塾」という学習塾を主宰している。

半世紀が過ぎている。

それぞれリッパな大人になって各分野で活躍している。

それらの卒業生のをジッとと見守っているのも老後のたのしみだ。

●ただひとつ残念なことは、

政治に関与する仕事についているものがいない。

市会議員一人卒業生にはいない。

●おりから、

「松下村塾」がNHKの大河ドラマでとりあげられている。

これからの物語の展開がたのしみだ。

天下国家を憂える志士がどのように育成されていったのか?

●地方都市であっても、

国家でも、

直接敏速に変革を遂げて行くのには、

やはり政治の力だと思うからだ。

「ペンは剣より強し」、などと嘯いていても、

文学の影響が人に及ぶのには、

その結果がでるまでにながい熟成の期間が必要だ。

●さて、成人式のことだった。

ある卒業生が訪れてくれた。

わたしが、

小説をかいているといったら「がんばってください」と励ましてくれた、

たったひとりの塾生だった。

励まされると言うのは、

こんなに嬉しく励みになるものか自覚した。

初めてのことだったので感動した。

かれは国のためになるように生きたいといっていた。

何年か後にかれが成人式をむかえるのがたのしみだ。

リッパナ青年になるだろう。

天下国家を憂える青年になってもらいたい。

●なぜ、このようなことをかいたかと言うと――。

●この世の中、拝金主義者が横行しているからだ。

●「五年後の同窓会には貯金通帳をもってこい。

誰が一番金持ちか、競い合って生きろ」

そんなことをいった学校の先生がいた。

あぜんとして、なにも言えなくなった。

●しかし、そういった考えにみんなが同調するのには、

さらにおどろいた。

お金でしか、ものごとの価値を判断できない。

お金があればソレがすべて。

立派だということになる。

●全部の人がそう考えると、

わたしなどは「狂っている」ということになる。

こわい、こわい。

恐ろしいと言う意味で「コワイ」。

●注。この地方の方言では、

コワイは疲れたと言う意味です。

●そうか、拝金主義を批判するのには疲れ果てた。

そんな意味合いを「コワイ」にもたせてもいいのもしれない。



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