岩波新書の『昭和史』は、机の片隅に置いたままです。
ユーチューブの動画で、田中英道氏の講演を探し、毎日聴いています。「秦氏は、ユダヤ人です。」という意見には、まだ戸惑っていますが、聴くたびに虜になる氏の意見です。
「なんでも反対、何でも否定する、」「これがマルクス主義者の、否定理論です。」「理論になんて、たいそうに聞こえますが、」「じゃあ、否定した先には、何があるのか。」
「昔なら、社会主義の理論がありましたが、」「ソ連が、崩壊しましたからね、もう何もない。」「社会主義の国と言って、中国や北朝鮮が、何か参考になりますか。」「あんな酷い国を、理想になんて、国民は誰も思いませんよ。」
「だから今の左翼は、反対するだけ、否定するだけで、」「なんの理論もないんです。」
今しがた見た、氏の動画です。日頃私が思っていることを、眠そうな顔で、独り言でも言うように語ります。国会で、政府を追及する野党議員みたいに、怒りに声を震わせ、大げさに喋らないので、氏の話は聞く方も疲れません。
「全てはこれからの話ですが、私にとって、「田中英道氏の発見」は、今年最大の出来事の一つのなるような、予感がいたします。」
第一回目に、私はそう述べましたが、どうやら、この予感は的中したのでないかと思います。「戦う保守の学者が、ここにいたか。」・・・息子たちにも、知らせてやりたい氏の存在です。