ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

安倍総理の足跡 ( 是々非々の評価 )

2013-11-19 20:36:09 | 徒然の記

 チャンネル桜に集う人びとが、安倍総理への疑念を語りだした。

 第1番目の理由は、「消費税増税の決定」

 2番目は「靖国参拝をしなかったこと」

 3番目の理由は「TPPの推進」

    安倍政権誕生のため懸命に応援したが、これでは何のための努力だったかと首をかしげている。同じ理由で、私も安倍氏への失望を心に刻んだ。
 
 しかし総理の足跡を辿ると、結論を早まってはならないという思いが強まる。安定多数を得たといっても、安倍氏の党内基盤は万全でなく、親中・親韓・左傾の政治家、親米の政治家たちはまだ意気軒昂だ。

 まして反日売国のマスコミは、依然として反安倍を合唱し、愚かな批判で紙面を飾ってている。中国、韓国・北朝鮮ばかりか、最近はアメリカまでが、総理の足を引っ張りつつある。

 国民の多数が支持をしたといっても、安倍氏の周囲 ( 政界、官界、財界、学界、マスコミ ) には、反対の声を上げる人間がワンサといる。各界の反安倍人種は、世間では著名人で、立派な建前論を喋り、穏やかに喋るため、国民が丸め込まれる始末の悪さがある。

 こうした状況下で、日銀総裁、内閣法制局長官の交代、NHK経営委員の選任と、日本のため、重要な人事を氏は実行した。国家安全保障会議設置法、特定秘密保護法など、明日の日本のための重要法案を、次々と国会審議にかけている。これらは国防のための法律だというのに、国民の権利が侵されるなどと焦点をずらした主張で、マスコミと左系野党や団体が、大騒ぎしている。

 「特定秘密保護法」より数倍恐ろしい「人権保護法」を、政権担当時の民主党が準備していた時、マスコミや学者は危惧の声を上げなかった。変わることのない反日マスコミの偏見と、人権の風潮を思えば、総理の奮闘が分かる。困難な条件下で、一歩ずつ目的に向かっている足跡に目を向け、評価すべきでないのか。

 度にできる状況でないから、今後も見守って行くこと。それぞれの場所から、( TPPは疑問でならないとしても )、総理を応援し続けることだろう。短気を起こし大事な総理を、日替わりメニューみたいに変えてはならない。日本が短命政権から卒業しなければ、それこそ国家的損失、世界政治からの転落だ。

 だから私は、「ミミズの戯言」で、エールをささやかに送る。「安倍さん、がんばれ。急がば回れですよ。」

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