今回は、2項目目に入ります。小雨の降る寒々とした日です。この天候と同様、ブログに向かう気持も暗くて重いものがあります。
〈 2. 親中派の議員の中国詣で 〉
田久保・・
・歪みきった対中ODAは是正すべきですが、既成事実になっていますから、少しでも減らせば、日中関係を阻害すると、中国に突っ込まれる弱点になってしまいました。
・事務当局や政治家が、国民に説明出来る援助をするのだという、並々ならぬ決意が要ります。
・とうぜん中国と腐れ縁のある政治家が、削減反対を主張するでしょう。
村 田・・
・親中議員という人々が沢山います。そういう人たちの中には、中国からこのプロジェクトに援助して欲しいと、頼まれるケースがあります
・それで外務省に取り次ぐ人もいます。閣僚でもなければ党三役でもない、ただ単に、外交部会とか政調会にいるだけの政治家もいます。
・とにかく、中国と関係を持っている議員が多すぎると思います。ほとんどの人が、年に一回中国詣でをする。
・そして、江沢民に会いたがる人が多い。北京詣でを止めて、東南アジアや、アフリカやパキスタン、インド等をもっと訪れるべきです。
・彼らは、日本に期待しているのですから。
田久保・・
・ われわれは民主主義国家に住んでいますが、中国は全体主義国家なのです。
・中国では対日政策をする窓口は一本で、ことによると、たった一人が仕切っているかもしれません。
・具体的には、唐家璇外相でしょう。すり寄ってくる著しい数の日本の議員や、財界人マスコミ人がいても、自由自在に操れるわけです
古 森・・
・日本国民の目の届かないところで、中国の意向に沿って、姑息な動きをする政治家があまりにも多すぎるのです。
・駐日中国大使館のスタッフは、常に日本の国会議員の間を遊弋しいつでも来てくださいと誘っています。
・議員にとってその招待が魅力的なのは、経費がほとんど先方持ちだという点です。
・議員は往復の飛行機代を出すだけで、宿泊費、中国国内を移動する交通費、毎晩の豪華な宴会費など、全部中国側が出しています。
・日中友好議員連盟会長の林義郎氏も、この点は記者会見ではっきり認めていました。
・議員がアメリカを視察しても、アメリカが全面的に負担することはあり得ません。イギリスでも、ロシアでも、同様でしょう。
・中国だけがこんなことをやっていること自体が、まずおかしい訳です。中国に、巨額の援助を与える力を持つ立場にいるのに、その中国から、接待や饗応を恒常的に受けている。
・国内でこんなことをすれば、直ちに収賄罪で摘発されかねません。
古森氏の具体的な話がこの先も続き、個人名も出てきます。15年前の話なので、故人となった政治家もいますが、読むほどに不快感がつのります。長い紹介となりますので一区切りし、すぐに次回にかかります。
次回は、古森氏の説明が中心となります。呆れたくなる話でしたが、次回はもっと呆れる内容です。不愉快な説明と予告しておきますので、「ねこ庭」を訪問されるようにお勧めをしません。