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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

私の使った切符 その56 プリペイドカード9

2019年04月28日 | 鉄道
私の使った切符 その56
プリペイドカード9

 パスネットに続いて、西鉄バスカードを紹介しよう。このカードは、80枚も保管している。購入金額でいうと、30万円とちょっと。捨ててしまったカードもあるから、ずいぶん使ったものだ。これを何時ごろ使ったのか調べたかったが、発行日付も、カード印刷日付も、そして使用履歴も書いてない。一つだけ記念カードがあり、「西鉄北九州線廃止記念(黒崎駅前〜折尾)平成12年(2000年)11月26日」となっている。もう一つ「いとうづゆうえんのジャガーの赤ちゃん」の写真があり、「1995年11月生まれ」とあるが、あまり年月の特定には役立たない。北九州地区にバスカードが導入されたのは、1994年で、販売終了は2009年である。導入された1994年にはすでに北九州モノレールが開業していて(1985年開業)、通勤はモノレールとJRを使っていたから、どうしてそんなにバスを使ったのだろう? 15年間という長い期間だから、一年間20,000円もありうるかな。お仕事の帰りに通勤コースから外れてビリヤードによく行ったし。使用時期については後でもう一度検討する。
 カードは、発売額(カッコ内額面)が10,000円(11,500円)、5,000円(5,750円)、3,000円(3,400円)、1,000円(1,100円)の4種類(他にオーダーメイドの500円券というのがあったらしい)。持っている種類全部を紹介するのは多すぎるので、代表的なものを。

26 西鉄バスカード 11,500円券

 1994年にバスカードのデザインの見直し・統一が行われ、左端に矢印を摸したストライプの部分を入れた。その部分の色は。以下の写真で示すが、1,100円券が緑、3,400円券が青、5,750円券が赤、11,500円券が金色である。なお、ウィキペディアでは、この色の順序が違っているが、そういう年代があったのであろうか。

27 西鉄バスカード 5,750円券

28 西鉄バスカード 5,750円券 「皿倉山より飛び立つパラグライダー」

 そのころの勤務先は、このパラグライダーの飛行がよく見えるところだったからなつかしい。この「パラグライダー」のカードには二種類あるようだが、それについては後で述べる。

29 西鉄バスカード 5,750円券 「明治村(名古屋)」

 西鉄バスの長距離バスの行き先にちなんだデザイン。この「明治村(名古屋)」の他に「北陸 金沢「兼六園」」(金沢)、「桜島と鹿児島市街地(鹿児島)、(「青島 鬼の洗濯岩」(宮崎)、「高千穂峡」(高千穂・延岡)、「稲薫る朝倉町の三連水車」(日田)が手元にある。これら路線のうち、現在も西鉄バスが運行しているのは、鹿児島便・宮崎便・名古屋便・延岡便(高千穂経由)で、金沢便は1999年に路線廃止された。
30-34 西鉄バスカード 5,750円券 長距離バス関連