のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

鯛鮓や一門三十五六人(正岡子規)

2008年04月18日 | わが家の時時
「すし」ではありません。蒲鉾です。
鯛と梅に、右上は牡丹でしょうか。
鯛は目出たいからか、目が飛び出ています。
尾びれも跳ね上がっています。

富山は魚津の特産のようです。
娘の進学祝いにとあちらの知人からいただきました。

北陸ではお祝いの引き出物などに
こういう類のものがつかわれているのでしょう。
こちらでも以前は同じような形で
たとえば結婚式の引き出物で
中身が白砂糖のものが振舞われていたことを思い出します。

蒲鉾の味も小田原や仙台のものとどこか違っていて、
これもまた地方の味だなあと
まだ地方色の残る食の豊かさを感じました。