のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

うぐひすの肝つぶしたる寒さ哉(支考)

2008年04月13日 | 春の梨畑
一日寒さに震えていました。
箱根の向こうは暖かい日だったようですが、
冷たい東風が吹き込んで、ナシの蕾を摘む指先がかじかみ、
ストーブを炊いて暖をとるしまつです。

写真は交配用に花粉をとるために摘み取ったナシの花(昨日の写真)。
こんなに雨や寒さの日が多いと、
せっかく用意した花粉も交配できずに無駄になるかも。
でも着果数が少なければそれだけ摘果作業が楽になるというもの。
まさか、まったく実がつかないということもありますまい。

今日に予定していた稲の播種も昨日に前倒したものの、
露地での育苗ですから生育はお天気次第。
こっちでもオロオロするかもしれません。
でも夏が暑くなればいいのです。
農家は空を見上げていつもオロオロするものですから。