平成26年9月に白花のシラネアオイを栽培されている方から種子をいただき播きました。
翌年、24粒の種子が入っていた一莢からは15粒が発芽しました(発芽率:63%)。
28年の4月に植え替えのため株を抜いてみると、りっぱな根に育っていました。
29年4月、種を播いてから足かけ4年で感激の開花、紫花と白花が咲きました。
当ブログ2015-05-25の「実生山野草15-1」に掲載した画像です。
紫花になるか白花になるか、幼植物の軸の色で見分けられるのかを調べるつもりでした。
「紫軸」、「青軸」と印を付けておいたのですが、残念ながら手違いで混ぜてしまいました。
開花した株の茎の色を見ると、紫花の茎の基にはわずかながら紫色が入っています。
幼植物の軸色との関連が明快になれば良かったのですが。
35株中、開花した株は23株で、紫花が10株、白花が13株でした。
未開花12株のうち、茎の基に紫色が入った株は7株でした。
白花株の種子を播いて、白花の株が得られる確立は約5割というところでした。