今年も豊かな実りの秋を迎えました。
東御市祢津の御姫尊に通じる参道を栗の大きな枝がふさいでいます。
上を見上げると、参道横の斜面の上に大きな栗の木があります。
どうやら獣が栗の実をごちそうになったようです。
皮ごとムシャムシャという様子ではなく、上手に中実だけを食べています。
栗の木に向かう斜面に獣道でしょうか? 食べ残しの皮が落ちています。
栗の木の元に立って斜面の下を望むと、稲田にはざかけが見えます。
栗の木を見上げると下枝のない高木、そして、幹に新しい傷が見えます。
どうやら熊の爪痕のようです。
木に登り枝先の実を手繰り寄せる際に折れた枝が参道に落ちたのでしょう。
御姫尊は「お姫さん」と呼ばれて親しまれ、ご本体は巨石に彫られた二尊像です。
現在はお堂の立替中、お陰様でご本体の正面が空き地になっています。
新しいお堂が建てば、この位置からのご参拝は叶わぬこととなるでしょう。
案内板によると、お姫さんはご婦人の守り神様とのことです。
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