信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

オオハンゴンソウ駆除

2017年09月16日 | 自然

特定外来種のオオハンゴンソウがにぎにぎしく花を咲かせています。
2016年6月11日に「高原に侵入した外来種」でブログに掲載した場所です。


すさまじい数の株がはびこっていた土手は駆除が進み、花をつけている株は僅かです。
この日に抜き取った株は、ほとんどが小さい幼株、根気よく端からミツマタで抜きました。


以前は軽トラの荷台にいっぱいだった抜き取り株、半分ほどの量に減ってきました。
貴重な在来植物を守るため、この日も活躍したマンパワー、疲れましたが満足です。
一帯には春から多くの植物が花を咲かせますが、この日に見たいくつかを紹介します。


「ミズタマソウ」、萼、花弁、雄しべが各2個で、白毛の生え た果実が水玉を思わせます。


花の美しい「ミゾソバ」と茎のルビー色が美しい「タニソバ」、葉の形が見分点です。


この日に出会った3種のアザミ、中央のアザミは湿地内で見かけましたが、はて?


3種のシソ科植物、いずれも花は小さめですが、群生して目立っていました。


お馴染み花々、野原で「オミナエシ」が見られる地域はめっきり減ってきました。


赤、白、紫、橙、色とりどりの花が楽しめます。


「アケボノソウ」と「シラヒゲソウ」は、見入ってしまう魅力的な花です。


チョウの名前は日本チョウ類保存協会員の花岡さんに教えていただきました。
「ハンゴンソウ」、オオハンゴンソウと茎葉は似ますが、花はかなり感じが違います。

コメント
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