そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 (字幕版)
リース・ウィザースプーン
メーカー情報なし


観てなかった名作鑑賞シリーズ。
今回は2005年、リース・ウィザースプーンがアカデミー最優秀主演女優賞を獲ったこちら。
伝説のロックスター、ジョニー・キャッシュの伝記物。
その感想。

星3つ。★★★
実話の伝記物なので手堅い。
ひたすら手堅いという印象の映画。
主演のホアキン・フェニックスがギターを練習し、全ての歌を自分で歌っているらしく、その役者魂がまず凄い。
そして主演女優賞を獲ったリース・ウィザースプーン。
決して美人ではない彼女が確かに素晴らしい演技を見せている。
田舎出身の男が、音楽の才能が開花し、ロックスターとなって大スターになり、お約束通りヤク中になり、売れない時期を支えた妻とは離婚し、子供の頃から憧れていた女性と結婚する……というストーリーなのだが、どこにどう感動するというわけではないのだが、なんだかいい映画。
ロックスターの伝記物はいつもこんな感じだ。
どこにどう感動するのか分からないのだが、音楽のパワーで強引に感動させられる。

本当のジョニー・キャッシュの一生はもっとぐちゃぐちゃで、森林火災を起こしたり、自殺未遂を起こしたり、死ぬまで何度もヤク中になるし、嫁さんの姉や妹と不倫したりと無茶苦茶なのだが、そういう本当の暗部は映画では割愛している。
個人的にはエルヴィス・プレスリーの死を物語の中で一瞬でいいので触れて欲しかったかな。

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