そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



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これもアカデミー作品賞ノミネート作。
世界で初めて性別適合手術を受けた男性の実話。
その感想。

これも素晴らしい映画だった。
星4つ。★★★★
実話だという点でまず文句なく深くて重い。
性同一性障害の根幹にある悲哀をズバリ描いている。
ニューハーフだとかおかまだとか言って僕らは彼女たちのことを少し色眼鏡で見るところがあるが、彼女たちには本人にしか分からないとんでもない苦悩があるのだろう。
心が女なのに男性の身体で生まれてしまう悲しさがとても伝わってきた。

うん、いい映画だった。
どこぞの男女入れ替わりアニメとは重さと深さがぜーんぜん違う(笑)。

追記
実際のリリーは卵巣や子宮の移植手術まで行い、拒絶反応により50歳で死んだという。
今では卵巣や子宮の移植は行われていないという。

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