日ノ出町の廃棄物処分場で卒論を書いた坂本さんとは不思議な縁があります。私は岩波ジュニア新書で「野生動物と共存できるか」という本を書きました(こちら)。2006年のことです。坂本さんはこのとき高校3年生で、嬉しいことにその本を読んで野生動物のことを学ぶ大学に行くと決意したのだそうです。そして麻布大学に入学して野生動物の講義をい聞いたら、その著者が講義を始めたので(執筆時は東大にいた)驚いたということです。そして3年生になったら研究室に入室し、4年生の時は一緒にモンゴルで調査をしました。
さらに卒業後はアセス会社に就職したのですが、その会社の仕事がこの日ノ出町の処分場の調査をしており、今回のオオムラサキ放蝶会で解説者として活躍したのが他でもないその坂本さんだったのです。