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競馬が始りました。私はこの競馬を見るたびに、この国の歴史や伝統、少年たちの思い、見守る大人たちのことなどが頭の中をぐるぐるとして、涙が出て困ります。
ソ連時代にもナーダムだけは続いていたようです。現金収入という意味では貧しいかもしれないが、自分の親と同じ暮らしをし、家庭を持ち、子供が生まれたら、ナーダムで競馬ができる日を夢見ながら、地道な日常を暮らしてきたわけです。
寒く長い冬が終わり、春になって草が伸び始め、家畜も体重を回復します。緑は濃くなってのどかな日々が戻ってきます。一年で一番いい季節、家畜の世話も忙しい時ではありますが、そこを祭りの日にして、みんなが集まって喜びを分かち合います。あのお店のおばさんもおしゃれをしてきていました。
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