5月7日は乙女高原に行きました。山中湖の近くの明神山は1100-1200mで、カヤネズミがいることは確認されていますが、5月3日に行ったときは、「これはたぶんカヤのものだろう」というのはありましたが、「これぞカヤネズミの巣だ」と言い切れるものはありませんでした。糞があったので、DNA分析をしてもらうつもりです。乙女高原は1700mあり、まだ確実な生息が確認されていないので、明神山のような「カヤらしい」巣があって糞が拾えたらよいなと思っていました。
乙女高原はまだ冬の終わりという感じで、緑はほとんどありませんでした。

5月7日の乙女高原
地元で乙女高原のさまざまな活動をしておられる植原先生といっしょに歩きました。植原先生たちは去年の12月に50個以上の地表巣を確認しています。そこに目印がついていたので、そこを訪問しましたが、ほとんどは「空き家」のようでした。ただ、使っている可能性のありそうなものを観察してみたら、外側の粗い草の内側に細かい繊維で作った「内室」がありました。内室は球状で、底にも粗い草の層がありました。
多くのものは、内室の底の「部屋の隅」に穴があり、外に通じていました。そのトンネルの径は2cmほどはあり、アカネズミでも通れる太さに思えました。ただ、それがいま使われているかどうかの判断はむずかしいようでした。明神山と違い、糞は見つかりませんでした。

ある「ネズミの巣」
なんとなく、「カヤネズミはここで越冬していたような気がしない」という印象で、それはそれで「ではどこで何をしているのか」ということになり、謎は深まりました。
乙女高原はまだ冬の終わりという感じで、緑はほとんどありませんでした。

5月7日の乙女高原
地元で乙女高原のさまざまな活動をしておられる植原先生といっしょに歩きました。植原先生たちは去年の12月に50個以上の地表巣を確認しています。そこに目印がついていたので、そこを訪問しましたが、ほとんどは「空き家」のようでした。ただ、使っている可能性のありそうなものを観察してみたら、外側の粗い草の内側に細かい繊維で作った「内室」がありました。内室は球状で、底にも粗い草の層がありました。
多くのものは、内室の底の「部屋の隅」に穴があり、外に通じていました。そのトンネルの径は2cmほどはあり、アカネズミでも通れる太さに思えました。ただ、それがいま使われているかどうかの判断はむずかしいようでした。明神山と違い、糞は見つかりませんでした。

ある「ネズミの巣」
なんとなく、「カヤネズミはここで越冬していたような気がしない」という印象で、それはそれで「ではどこで何をしているのか」ということになり、謎は深まりました。