所用で東京に行くことになっていましたが、それが取りやめになりまして、ついでにいくはずだったモーターショーと美術館巡りがメインになってしまいました。
いつもならバスで行って経費を節約するところですが、時間がないからと新幹線の予約もしてしまっていましたので新幹線で行きました。さすが新幹線は速いです。
まず上野の西洋美術館です。北斎とジャポニズムという展覧会が開催されていました。他にも行きたい美術館があるのですが、全部モーターショーに行けなくなるといけないので、ここだけにしました。
この展覧会は人がいっぱいであまりゆっくりと見ることができませんでした。内容的にはまぁそこそこという感じ。そのあと、常設展を見て回りました。この美術館は松方コレクションがベースになっているとのことですが、コレクターが余程の目利きだったのでしょうか、いいものがありますねぇ。蒐集作品の質が違います。こっちだけにすればよかったです。
最近購入したという作品でこんなものがありました。

エヴァリスト・ヴァスケニス「楽器のある静物」17世紀後半(部分)
埃がかかっている部分の指あとがリアルです。楽譜もきちんと描かれていますので、曲の特定ができるかも。
さて上野公園内のレストランで一息ついて次はビッグサイトです。新橋からゆりかもめに乗って、国際展示場正門で降りるのですが、思っていたより時間がかかりました。
東京モーターショーは、巷のうわさでは参加メーカーが他国のモーターショーと比べると少なくショボいと言われていますが、確かに参加メーカーが少なく、いつになく意欲みたいなのが今ひとつ感じられませんでした。私の愛車のミニもありませんでしたし、アメ車とかフィアットもなかったかな。韓国車や中国車もありません。もう日本市場は世界から見向きもされないようになってきつつあるのでしょうか。
そんな中で、一番正攻法で迫っていたのがマツダでした。最近急に書くメーカーがEVに傾斜している中、内燃機関の可能性と優れたデザイン性の追求には一本筋が通っていました。

EVと言っても、お値段が高いし、航続距離はミューズに2往復できるかという程度だし、全然実用的でないものをなんであんなに騒ぎ立てるのでしょう。。効率的な電池と発電方法ができたら、いやでもEVに替わっていくと思いますが、今の技術水準ではまだまだ。中国政府の方針に尾っぽを振っているメーカーとそれをあおって騒いでいるマスコミって感じです。
そんな中でマツダはえらいですねぇ。SKYACTIVE X という時期プラットフォームに搭載されてくるエンジンも展示されていました。なんでもディーゼルエンジンと同じような点火方法のガソリンエンジンで、燃費もパワーも良いという画期的なエンジンです。
こういうマツダの姿勢を見ていると、ミニの次はマツダ車かとふと思いましたが、それがそうはいかないのです。実は私は根深いマツダアレルギーにかかっております。それは子供の頃父親が乗っていたR360クーペのエンジンがかからないのでみんなで後ろから押してエンジンをかけたとか、リヤのプラスチック製のシールドから雨漏りしたとか、四気筒のキャロルに乗り換えてもやはり同じようなものだったとか、その後のいわゆる「マツダ地獄」とか、結構長期に渡っていたそれらの印象が鮮明に残っているので、今一歩マツダには踏み込めないのです。今の40代以下の人は違うだろうけど。
さてビッグサイトをくまなく見ていましたら、閉館30分前になりましたので、会場をあとにしました。名古屋のモーターショーは大体行っていますが、東京のは30数年振りでした。まだまだバブルに向かう頃でしたので、今回とは異なりもっと熱気にあふれていた感じが懐かしいです。
いつもならバスで行って経費を節約するところですが、時間がないからと新幹線の予約もしてしまっていましたので新幹線で行きました。さすが新幹線は速いです。
まず上野の西洋美術館です。北斎とジャポニズムという展覧会が開催されていました。他にも行きたい美術館があるのですが、全部モーターショーに行けなくなるといけないので、ここだけにしました。
この展覧会は人がいっぱいであまりゆっくりと見ることができませんでした。内容的にはまぁそこそこという感じ。そのあと、常設展を見て回りました。この美術館は松方コレクションがベースになっているとのことですが、コレクターが余程の目利きだったのでしょうか、いいものがありますねぇ。蒐集作品の質が違います。こっちだけにすればよかったです。
最近購入したという作品でこんなものがありました。

エヴァリスト・ヴァスケニス「楽器のある静物」17世紀後半(部分)
埃がかかっている部分の指あとがリアルです。楽譜もきちんと描かれていますので、曲の特定ができるかも。
さて上野公園内のレストランで一息ついて次はビッグサイトです。新橋からゆりかもめに乗って、国際展示場正門で降りるのですが、思っていたより時間がかかりました。
東京モーターショーは、巷のうわさでは参加メーカーが他国のモーターショーと比べると少なくショボいと言われていますが、確かに参加メーカーが少なく、いつになく意欲みたいなのが今ひとつ感じられませんでした。私の愛車のミニもありませんでしたし、アメ車とかフィアットもなかったかな。韓国車や中国車もありません。もう日本市場は世界から見向きもされないようになってきつつあるのでしょうか。
そんな中で、一番正攻法で迫っていたのがマツダでした。最近急に書くメーカーがEVに傾斜している中、内燃機関の可能性と優れたデザイン性の追求には一本筋が通っていました。

EVと言っても、お値段が高いし、航続距離はミューズに2往復できるかという程度だし、全然実用的でないものをなんであんなに騒ぎ立てるのでしょう。。効率的な電池と発電方法ができたら、いやでもEVに替わっていくと思いますが、今の技術水準ではまだまだ。中国政府の方針に尾っぽを振っているメーカーとそれをあおって騒いでいるマスコミって感じです。
そんな中でマツダはえらいですねぇ。SKYACTIVE X という時期プラットフォームに搭載されてくるエンジンも展示されていました。なんでもディーゼルエンジンと同じような点火方法のガソリンエンジンで、燃費もパワーも良いという画期的なエンジンです。
こういうマツダの姿勢を見ていると、ミニの次はマツダ車かとふと思いましたが、それがそうはいかないのです。実は私は根深いマツダアレルギーにかかっております。それは子供の頃父親が乗っていたR360クーペのエンジンがかからないのでみんなで後ろから押してエンジンをかけたとか、リヤのプラスチック製のシールドから雨漏りしたとか、四気筒のキャロルに乗り換えてもやはり同じようなものだったとか、その後のいわゆる「マツダ地獄」とか、結構長期に渡っていたそれらの印象が鮮明に残っているので、今一歩マツダには踏み込めないのです。今の40代以下の人は違うだろうけど。
さてビッグサイトをくまなく見ていましたら、閉館30分前になりましたので、会場をあとにしました。名古屋のモーターショーは大体行っていますが、東京のは30数年振りでした。まだまだバブルに向かう頃でしたので、今回とは異なりもっと熱気にあふれていた感じが懐かしいです。
遅い感想投稿ですみません(笑)。
モーターショーに行かれたのですね!
たしかに、ここ最近の日本車の一部のメーカーの不祥事で分が悪い日本勢ですねえ。
私も個人的に思うことは、燃費重視、エコに特化した軽やミニバンばかりが注目される状況ですとか、
若者にとっても、車自体がもはや、デートカーというわけでもなく、見栄でもなく、「足」になればいいやという、時代性のような影響かなと感じています。
70年代くらいの日本車は、本当に魅力ある車が多くあって、彼女を作るには、まずカッコイイ車というのは、暗黙のお約束だったですねえ。
マフラーをいじったり、タイヤを太くしたり、キャブレターを改造してステンレス3連装にしてブイブイいわせて・・。あっ、私は別に不良青年ではなかったですよ(笑)。周りにはそういう先輩が多くいたものでした。
ですが、現在の日本の車というのは、特徴もなく、やたら、いかつい顔付きのミニバンばかりで辟易しています。
外車の売れ行きが好調らしいですが、やっぱり欧州のおしゃれな外観、運転席に燦然と目立つ200kmオーバーのスピードメーター、高速性能、官能美・・・・、たしかに外車は勝ってます。
頑張って昔のような官能的な車を作って欲しいですね。強く祈りたいものです。
町にドヤ顔の四角い車があふれているというのは、結局のところそういうのが日本人の好みだということでしょう。しゃれたデザインで出した車、たとえばスズキイグニスなんかイケルと思うんですが、全然売れてないですよね。