goo blog サービス終了のお知らせ 

リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

太すぎ!

2025年04月23日 17時32分12秒 | 日々のこと

リュートの1コースは素材にもよりますが、直径0.40~0.45mmあたりでしょう。わずか0.05ミリの範囲ですが、実際に張って較べてみると、0.40mmの弦と0.45mmの弦とでは誰でも分かるレベルの張力差があります。

最新の半導体なんかはずっと細くてナノメートルという単位が使われます。2ナノメートル(2nm)が今の最先端品らしいです。

今日の日経新聞の雑誌広告です。左端には「ラピダス2mm半導体で求められる成果」、右の端には「TSMC2mm半導体の歩留まり」とあります。

ラピダスは日本が国を挙げて推しているメーカー、TSMCは台湾の半導体メーカーですが、2nmではなくて2mmの半導体なんですねぇ。(笑)

ミリは1/1000、ナノは1/10億ですので、1mmと1nmは100万倍の差があります。リュートの弦でも使わないような太い線では半導体はさすがに無理です。