リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バージョンアップ

2007年11月25日 12時10分10秒 | 音楽系
楽譜作成ソフトのSibeliusがバージョン5になるそうです。Sibeliusはアンサンブルのスコアを作るときにはずいぶんお世話になっているソフトで、今回は音源関連が随分洗練されているみたいなので、バージョンアップをしようかなと思っています。楽譜作成の基本部分は逆にあまり変わっていないみたいですので、ちょっと迷いましたが、古楽系の装飾記号なんかも増えているようだし、この際ということで。(笑)

私が使っている音楽系のソフトでは、DAW(Digital Audio Workstation)のSonarもバージョンアップです。なんか重なるもんですね。こちらは録音とかシンセサイザを使った音楽の制作に使っていますが、なかなかいいソフトです。でも今回は見送りです。そもそもDAW(例えば、Digital PerformerとかLogicとかCubase)はどれも20年以上のバージョンアップを続けていて、みんなほぼ完成の域に達しているので、バージョンアップしてもあまり変わり映えしないんですよね。

DAWは、数年前までLogicを使っていまして、これとAcidなんかを使って音楽制作の仕事をちょこちょこやっていた時期がありました。数年前Logicを開発していたEmagicが突然アップルに買収されまして、この関係でWindows版の開発が停止になりました。よりにもよってアップルに買収されなくてもいいのにとその時は思ったものです。それでも最終版のバージョン5を昨年まで使っていたのですが、Windows XP service pack 2との対応性がなくなり(上手く動作しなくなり)、Sonarに乗り換えました。そのLogicも最近バージョンアップです。それも価格が5万円台です。この手のソフトは今となってはべらぼうに値段が高く、昔Logicをはじめて買ったときの定価は15万くらいしました。それが衝撃の価格、5万です。もっとも1980円のソフトが跋扈している現在では、5万でも超高価ソフトなんでしょう、一般的には。(笑)

マックの本体と合わせても、20万を切るわけですから、この際またロジックによりを戻すという衝動もないわけではないですが、まぁ今更マックにしてもねぇ。今やコンピュータはどんどん無色透明化している時代なんで、別にWindowsでもなんでもいいやってのが最近の達観した心境です。(笑)