リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

休眠口座

2006年02月16日 00時31分19秒 | 日々のこと
先日机を整理していたら、出てきました。R金庫の古い預金通帳です。
ひとつは5万円ほど、もうひとつは1000円です。以前通帳の整理をしたことがあったんですが、まだこういうのがあったんですね。

51000円プラス利子ということはうまくいくと7,8万はある?なんて期待に胸をふくらませながら、R金庫に行きました。

受付のおねえさんは、めんどくさい通帳が来たな、なんて表情は微塵も見せず、笑顔で調べてくれました。20分ほど待って、調べの結果を聞きました。さていくらに?

5万円の通帳の方はすでに過去に引き出されていてすっからかん。うーん、まぁそんなもんだろうな。でも1000円の方は生きているとのこと。ただ、印鑑が今使っているものと違うことがわかりました。そのときに使った印鑑は3年前に捨ててしまいました。従って、印鑑の再登録をした上で引き出しということに。

気になる利子は?これは次回来店までに調べますとのことで、家に帰りました。その後何度かR金庫のおねえさんに、引き出しの準備完了のお電話をいただきましたが、都合がわるかったり、うっかり忘れていてしまっていました。

何日か後の朝、電話をいただき、こんなしょーもない用件で時間を取らせるのもナンですから、電話のあとすぐ出かけました。なぜか顔を覚えられてしまっていましたが(笑)、現行の印鑑を登録してすぐ引き出し。

なんとその預金は定期預金で、1981年に預け入れて92年に満期になっていました。その後、普通預金として扱われ、その利子は0.001%。で、25年後の元利合計は1051円。全然期待はずれでした。「お昼のランチ代になりますね」なんて慰められてR金庫をあとに。でも結局その1051円、ランチに使うのがなんかもったいなくて、そのまま家に帰りました。25年の時の重みってやつですね。(笑)