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『東京オアシス』(映画メモ)

『東京オアシス』(2011年、松本佳奈・中村佳代監督)

劇的な始まり方で「これからどうなるのか?」と思いきや、淡々と進むストーリーが意外だった。

女優のトウコ(小林聡美)が、レタスを運ぶ運転手ナガノ(加瀬亮)、元脚本家のキクチ(原田知世)、浪人生ヤスコ(黒木華)と偶然出会い、話しをする。それだけの展開である。

それぞれが何らかの悩みを抱えていて、迷いながらも、前を向いて生きていることが伝わってきた。

3つの話しの中では、ナガノ(加瀬亮)とのエピソードが良かった。

少し、肩の力抜こうよ」と言われている気がする映画である。

エンディングに流れる大貫妙子の歌がしみた。



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