みどりの野原

野原の便り

(20) マダガスカル 11月28日 ⑪-2 最後のはずの日 悪いことは重なる・・

2009年03月16日 | Weblog
お昼まではまだガイドさんがついてくれる。
市内観光


          駅
1910年にでき、人も乗れるように現在改装中とのこと。

市内は建物がひしめく。電気製品などの店は経営者はインド人が多い
らしい。

物売り(売り歩く)
食卓用のカヤ、ベルト・メガネ・楽器・バニラやコショウ・トイレの
「スッポン」・デッキブラシ売り、花の苗を売る人
さまざまなものを売り歩くものだ。これは住民向け。

早朝の町は両側にずらりと車が駐車している。
たまに道の端がPマークのところはあるが、駐車場らしいものはあま
りないように見える。
一般家庭は道路が駐車場にしているように見える。
ジョゼさんに聞くと「駐車違反」はあるというが、無茶苦茶に見える。

それに車の走り方を見てると「交通ルール」もないような・・
信号は全くない。

夕食は自分たちで町中でとることにし、ジョゼさんに紹介してもら
ったマダガスカル料理店で2人分予約し、場所を確認。
明日の昼の中華料理の店も教えてもらう。

アロマのお店に寄ったり、郵便局へ寄った後、町外れのスーパーマ
ーケット「JAMBO」へ。


スーパー入口  カートが置いてある大型スーパー

ここで土産のマダガスカル製チョコ・バニラビーンズや粒コショウな
どを買った。

 
丸瓦の連なる市場 ここはホームセンター的な?ところ。
食べ物なんかはなさそう。
楽器屋・民芸品など

楽器屋さんはジョゼさんの友達 面白い楽器がたくさんある。
家の子供が持っているジャンベという太鼓も30000MA(約1600円)
安い~!
カリンバや笛や面白い形のがいっぱい。


隣の店で虫入りの樹枝ボールのバラ売りを見つけ、1つ買った。
財布の中身を見せて5000MAにまけてもらった。

私の個人財布の中身は残り300MA 使い道がない小銭だ。

もう土産も買ったし、食事は共同ザイフで行けるし、明日は出国する
からもうMAはいらない。


結局、財布の中身全部300MAで買えるだけの半端のライチを買った。
きれいさっぱり。財布は空っけつ。


市内観光の最後は展望台(丘の上)へ連れて行ってくれた。
ここは標高1470mの高所 気温は33度 

眼下に外出の度に何回も通ったアヌシ湖・ぎっしり立ち並ぶ町が見える。
その昔、王朝時代にはこの山にお城があり、今町になっているところは
湿地だったという。

ジョゼさんとお別れ
予定時間をオーバーして付き合ってくれたジョゼさんとはホテルでいよ
いよお別れ。マダガスカルに来てからずっとお世話になった。
頼りになる、物知りのガイドさんだった。

ジョゼさんは今日午後から又、次のツアーが入ってくるという。
売れっ子ガイドさんだ。

今日午後は自分たちで過ごし、もう1泊し、

明日はジョゼさんの代わりに同じ旅行者に勤めているという奥さんが
空港まで付いてきてくれるとのことでひと安心。

ホテルで明日の航空券を確認し、ちょっと一息。
日本の旅行社からは、明日、バンコクでは空港からは出ない方がよい
と連絡があった。
必要なら空港内のホテルに泊まるか、フロアで待つか。

3時ごろから3人で町へ出てみることにした。
日本だとホテル周辺の地図など置いてあるが、まったくないので、結局
ホテルで地図を1枚買った。

もひとつわからん地図を見ながら町へ出る。
 
        露店が並ぶ         やたら多い携帯電話の店 

売っているものをゆっくり見たいが、買え買えと寄ってくるのがうるさ
くて見れない。ほっておいてくれた方が買うのになあ。

市場へ行ってみた。

すごい人。市場にはなんでもある。

服飾(パーティドレスの店も)・雑貨の店などがぎっしりと並ぶ。
規模が大きくてびっくり。
市場の中やすぐ横にも露店がいっぱい。 

 
      色とりどりの野菜       キノコは初めて見た

 
左)果物も豊富 イチゴは初めてお目にかかる。パッションフルーツも。
         右)肉屋 上から肉塊が吊るされているところもあった。

  
      魚屋            やっぱりあった カエル・サナギ

服屋・雑貨屋・肉屋・魚屋・八百屋・・
野菜の種類の豊富なのに驚く。
こんなにあるのになんで食事に緑の野菜が出ないの?
付け合わせはトマト・キュウリ・ニンジン・ピーマンジャガイモ・・
いつもこんなものばかり。
野菜と言えば煮込まれて黒くなったキャッサバの葉の煮物。
果物もパイナップル・スイカ・パパイヤは出たことがあるが・・

「やられた!」
気がつくと財布がない!

確かにウエストポーチのポケットに入れてあった小銭入れが・・
チャックが開いていた。・・・茫然・・・

落ち込んでジャカランタの咲く公園のベンチで座り込んだ。

うかつだった。揉まれるような人ごみの中、用心もしないできょろ
きょろとして。
スリから見たらどんな間抜け面に見えたことだろう。
マダガスカルにも慣れて、気が緩んでいたんだ。

現地MAを使い果たしたので、何かの時にはと10ドル札を数枚入れて
おいたのだった。

「小銭でよかったやん」「怪我もなかったし」友達に慰められて・・・
でもショックは大きかった。ほんまにバカだった。

そう言えば思い当たらないこともない。若い男性がリュックを片手に
高々と上げてそばを通るのを2回見ている。きっとあいつだ。

現地ではかなりの額になるお金を、悪いことに使わずせめて生活費に
あてて・・・

意気消沈しながらも、夕食に予約したマダガスカル料理の店へ。
 
マダガスカル料理店 上の階はホテル   マダガスカル料理 

   
7つの金属製の器には①ウナギと豚肉②テラピア③チキンのココナツ
ソース④ファランガ(牛)⑤ルマサフ(スープ)⑥豚肉とキャッサバの
葉の煮物⑦アヒルの生姜ソース 

味は特別なことはなく、いつもの食事と似たりよったり。
新鮮なものが食べた~い。 と言っても生は危ないし・・

6時過ぎホテルに戻り、風呂に入って早々に寝る。延泊1泊目

せっかく今日までお天気にも恵まれ順調にきたのに、最後にいやな
出来事に逢ってしまって残念。
コメント
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