みどりの野原

野原の便り

3月15日 琵琶湖疏水(第一疏水)から南禅寺・・

2009年03月15日 | Weblog
琵琶湖疏水は明治期に琵琶湖から京都に引かれた水路。
舟運や発電の役割があったが、今は上水として利用されているとの
こと。

山科から第1水路と言われるあたりを歩く。

 
疏水のそばにニセカラクサケマンが群生していた。
何年か前に淀川・木津川・桂川の三川合流地点で初めて見て以来だ。

サクラにははまだ早い 全面コンクリートの水路にはあまり水がな
いところもあった。

 
左)カツラが何本かあった。メスの木にははじけた実がいっぱい付い  
ていた。 右)イヌビワ大木 図鑑には2~4mとかいてあるが、それよ
りずいぶん大きい。

イヌビワは雌雄別種 でもオスもメスも同じような実ができる。
花や実は果嚢(花嚢)の中にあり、外からの見た目はほぼ同じ。
イヌビワコバチとの共生など、興味のあるお話を聞いたが、仕組みは
なかなか複雑だ。


     メジロの巣らしい
メジロの巣は間近に見られた。巣の材料はシュロやコケ。
クチバシだけでどうしてこんなにきれいにできるのか感心する。
木の股にしっかりと取り付けられていた。

   
      エゴノキタケ
エゴノキの枯れ木だけに着くキノコ 白いヒダが迷路のように見える。
背着性といって、ふつうは裏にあるヒダが表になっているらしい。

午後からは友達と京都の方と3人で山道を南禅寺へ抜けた。


      南禅寺への山道

調査の看板・倒れた木がたくさんあった。カシノナガキクイムシが
蔓延しているらしい。

 
南禅寺の三門を特別拝観
東寺・知恩院の門と共に日本3大門と言われる。
内部には極彩色の絵や仏像が見えた。

   
      階段を登る     石川五右衛門も景色を眺めたらしい

 
      ハランのつぼみ            オオアリドオシ
 

        水路閣
琵琶湖疏水の水路橋 レンガ作りのアーチが美しい。

京都は知らないところがいっぱい。
可愛いお店などのぞいていたらすっかり遅くなった。
コメント
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