みどりの野原

野原の便り

3月14日 キジ・兵隊虫

2009年03月14日 | Weblog
朝から雨と風が強く、室内で鳥のお話を聞く。

その中で、キジの話
国鳥のキジは昔話の桃太郎にも勇気のあるものとして出てくる。

「キジも鳴かずば撃たれまい」(余計なことを言わなければ災難も
          起きない)
「焼け野のキギス(キジ)夜のツル」(抱卵中のキジは野火が近づ
          いても卵を守るために巣を離れようとしない。
          夜のツルもしんしんと深まる寒さにもじっと
          耐えて卵を抱いている)
そんな諺のお話も聞いた。

帰って「焼け野のキギス・・」について調べていたら
「草刈り機でキジの頭をはねることがある」との記事があった。
それほどまでに卵を守る本能があるとは・・・人間様は?

他にも「けんもほろろ」という言葉は、キジの鳴き声に由来している。
「頭隠して尻隠さず」ということわざは、草むらに隠れたつもりにな
ったキジの様子に由来している。などもわかった。

キジは「どこどこで見かけた」など目撃情報も多い。

家の畑でも隣の竹やぶにキジが棲んでいるらしい。
今までにも妹は何回か見ているが(私は声だけ)、2,3日前にも、
夕方、すぐそばをオスのキジが登って行ったという。

藪や耕地のある所を好むということで、家の畑のあたりもキジさん
は棲みやすいのかも。 でも野菜は突かないでね。

兵隊虫
鳥とは関係ないが、隣に座っていた方が「サツキの咲くころ、出て
くる兵隊虫というのは臭いから嫌い」と・・・・
何の話からそんな話題になったんだったか・・・

「兵隊虫?」聞いたことがない。何の虫のことだろう。

調べてみたら・・
「ツマグロカミキリモドキ」という虫のことらしい。
写真を見たらどこにでもいるような虫だが、印象がない。

この虫は体に毒液を持ち、「皮膚につくと水ぶくれを引き起こす」
毒虫とのこと。
それを肘の内側にはさんで水ぶくれができなかったら「勝ち」、
水ぶくれができたら「負け」などとする「危険な虫遊び」が昭和20年
代ごろ大阪の学校で流行ったそうだ。

大阪以外の地域ではそんな遊びの報告はないそうで、そう言えば今日
のお隣さんは大阪から来られているとおっしゃってた。

私はこんな知らない話を聞くのが大好き。調べてみて面白かったわ。
コメント
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