みどりの野原

野原の便り

(17) マダガスカル11月27日⑩-1 ペリネ特別保護区

2009年03月04日 | Weblog
マダガスカル日記忘れているわけではないが、なかなか書けません。
ボチボチに・・

11月27日ペリネ特別保護区の朝
5時半起床 

 
                  ロッジの前庭    
アジサイやアガバンサスやハイビスカスが植えられ、日本の庭のよう。

マダガスカルは場所によってまったく気候が違う。
①東海岸の熱帯雨林 ②西部は乾燥 ③中央高地はサバンナ ④南部は
半砂漠 大きくこの4つに分けられるそうだ。

今までの滞在地は②③④のサバンナや半砂漠のような乾燥したところ
が多かったが、東海岸に近いこの地域はモンスーンが雨をもたらす①の
降雨林の端に当たるらしい。
 
3人で早朝散歩
  
  昨夜はだいぶ降ったらしい        ミゾソバに似たタデ科         
 
  ホウロクイチゴを思わせるような       昔の駅舎 
                        ホテルになっていたが
                        今は使われていないとのこと

ヌスビトハギに似た花・グンバイナズナやイヌホウズキの仲間らしい
ものもあった。

 
      自転車通学らしい             朝食
     どこまでいくんだろう?

朝食後モーニングサファリ

車で5分ほどの所から、ペリネ保護区のガイドさん(名前を聞き忘れた)
の案内でジョゼさんと私たち3人で森へ入る。

 
カラフルなヒルヤモリ              オウギバショウ 
                 マダガスカル航空のシンボルになっている

 
         カメレオン       10センチぐらいもあるカタツムリ

 
青いキノコ キノコの種類も多いらしい     シダ

サルオガセのようなものが木からぶら下がっていたり、コケむした
倒木があったり森の中は熱帯雨林らしい景色。
ジンジャーの仲間やパンダナスなどもあった。生物も多い。

 
ジェントルキツネザル(原猿類)    アオカッコウ
    竹を食べる

カンムリシファカも見た。

クロインコの「ホヘヒ ホヘヒ」という声、クロヒヨドリの「キュッ
キュッキュッ」というが聞こえるが姿は見えず。

  
 木のうろのヒキガエル         タニワタリ
「ヒョ~ッヒョ~ッ」インドリの鳴き声。
縄張りを示しているらしい。

ガイドさんが手招きをする。インドリインドリを見つけたらしい。
山の斜面を降りていく。
私たちにも来るように言う。

木につかまりながら下りる。ガイドさんが「ヨコオリ ヨコオリ」と
いうのは、危ないので足を横向けて降りるようにという気遣いだ。
それだけ日本語で何度も何度もいうのでおかしい。

  
すぐ前の木でインドリインドリの家族が遊ぶ。短い尻尾 長い手足

 
下の方へ行ったかと思うとまた戻ってくる。人が危害を加えないのを
知ってか恐れる様子もない。
じっとして見ていたら、インドリインドリの家族になったような気分。
ペリネでの目的が果たせた。

インドリインドリ
最大の原猿類と言われる。シファカやインドリインドリは動物園では
飼えないそうだ。
ペリネには62ファミリー(1ファミリー3~4匹)が棲むという。
木の上で生活する。普通は森の中の方にいるので見にくいが、ペリネ
では見やすいとのこと。早朝に活動し、日中は木の上で寝ているらしい。
「インドリインドリ」って変な名前だな。と思って帰って調べたら、
{探検家だか学者だかが現地ガイドと共にマダガスカルの密林に入っ
たら見たこともない猿が姿を現した。現地人も見たことのない猿で
「インドリインドリ(見て見て)と言ったのを聞いて、てっきり猿の
名前だと勘違いしたのだという}

そうだったのか。他にもそんな例を聞いたことがあるなあ。

 
前歯のないひょうきんなペリネ特別保護区のガイドさん ニッと笑う
顔が可愛い。ガイド料で入れ歯は無理?と余計なお世話。 
他のガイドさんも観光客を数連れてきていたが、もっと見やすい所ま
で誘導してくれた。

  
             カメレオン2種


ノボタンの仲間のような花(木)が咲いていた。

いい天気で暑い。期待していたインドリインドリも見れて満足。
  
 
レストランで昼食 炒飯が食べやすかった。       私の荷物

ガイドさんのオフィスで買い物をして、午後アンタナナリボへ向けて来た道を戻る。
コメント (4)
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