柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

花道

2016-09-10 08:21:40 | Weblog
さすがに昨日は巨人勝てと思いましたね。で日本中の期待に応えてくれて今日です。マツダ球場での胴上げができなくなったら次は東京ドームで巨人の目の前で、という切り替え。広島が燃えてます、まさにこの表現でしょう。で、今日の中継はNHK総合で解説が大野と小早川だそうです。やるねぇNHK、敢えて大好きな宮本を外して、25年前の胴上げ投手と中軸を呼ぶわけです。ドームが真っ赤に染まるんでしょうね。ついに来ました。黒田の花道になれよとばかり。
 北朝鮮がどんどん来ますねぇ。新聞には必ず広島長崎からの抗議が載るのですが、「むごさ なぜ分からない」調の非難ばかりです。そして安倍さんや官房長官といえば遺憾イカンの連発、許されざる暴挙とか言葉はきついのですが、二言目には国連安保理に訴える(言い付ける)ばかりです。こっちが許さないといくら言っても何の咎めもないんですからやりますわね。経済制裁?日本とアメリカが制裁しても他所から入ってくれば効果ないですわね。中国、ロシア、パキスタン、イラン・・・。北朝鮮と国交断絶してるのは日本他数カ国です、正式に貿易している国の方が多いんですから。あの若き将軍様の高笑いはポーズでも頭の悪さでもないんでしょうよ。単純に核兵器の力を信じてる、抑止力という脅迫道具としての勝ちを信じてるだけです。で、現実問題として日本はじめとしてアメリカは困った困ったと言ってる。脅し、ブラフ以外の何ものもないのですが、持ってない者はキャンキャン吠えるだけです。親分に言いつけるだけ。だから法の支配なのです。これを言い続けるしかないのです。皆で決めたことは守れよ、それが秩序だと言い続けるしかない。しかしはがゆいですね、これだけ続けてやられると。挑発に乗ってはならぬ。安倍さんの信念はここですが。
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品性

2016-09-09 08:18:36 | Weblog
フィリピン大統領のあの暴言。日本語に訳すと「売春婦の息子」だそうで、こうやって改めて字面眺めるとよろしくないことなのですが、こういうの以前にサッカーのワールドカップでもありましたねフランスのジタンが何か言われて怒ってその相手に頭突きかましてましたよね、あの時のセリフもこうじゃなかったですか。つまりあのセリフは世界共通の罵言だということですね。日本語で言えばお前の母ちゃんデベソとかクソ野郎とかこのタコ!とかこのアマ、売女(ばいた)、アバズレ、チンピラなどなど。クソ野郎もうんこ男ですからね訳せば。この男が品下る奴だというだけのこと、そういうのを大統領に戴いてるというだけのことです。お里が知れる、育ちがわかるというやつです。治す直さないじゃありません、そういう人なんです。
 蓮舫の二重国籍問題、各紙が採り上げてます、あれこれコメントが載ってますが、やはりこの人、岡田さんが出色です。(非難するのは)多様な価値観を認めるという党の目指す方向と全く異なる、んだそうです。らしいと言えばらしい発言ですが、この人(民進党の連中と括ってもいいでしょう)の勘違い、トンチンカンさが剥き出てます。もっと正確に言えば左翼さん得意のすり替え、論点をずらす手法。台湾国籍持ってる奴が日本の公党の代表になるという、資格としての根幹を問われているのに、そんな所に多様性なんて曖昧を当て嵌めようとする。恐ろしい集団ですな、何か改めてそう思いました。
 鹿児島知事が再び九電社長に川内原発停止の要請してます。最初は鹿児島に呼び付けて、そこで袖にされたので今度は向こうに押し掛ける。ま、それはいいのですが、その交渉場面の絵柄が全く一緒、知事の方が妙に緊張して恐縮して背を曲げてる風、対する社長はこっちの方が体格に劣るのですが堂々としてる。知事が要請するという立場ですから腰を低くする意図もあるのでしょうが、あれじゃぁダメでしょうに、と外野は思いますね。やはり公約達成のただのパフォーマンスでしたか、その手の勢力の傀儡でしたか。
 広島、ホームで胴上げさせてやればいいのに、金本~~。昨夜はチャンネル探しましたが広島戦はなく、巨人阪神やってました。また丁度藤川がリリーフに出てきた場面でした。あれ?まだ出るの?金本のこだわりが過ぎますねぇ、と思っていたらガツン!おいおい。甲子園だろうにしかも。トホホです。しかし広島すごい勢いですねぇ。勝つ時ってのはどこもこんなことなんでしょうけれど。
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評価

2016-09-08 08:17:34 | Weblog
サッカーの対タイ戦の評価が新聞に載ります。決定力不足。打てども打てども空砲。同じこと言うてるのでしょうが、見ていて「打てども打てども」という感想ではなかったですね。確かに数えればシュートは多かったのでしょうし、打たねば点は入らないのですからシュートすること、それが突破力決定力に繋がるという理屈は分かりますが、それでも点が入らぬという現実をもっと見据えねばということですがね。つまり未だに、シュート打て!のレベルであるということこそが日本サッカーの現実なのではあります。
 ASEANで南シナ海問題は触れられなかったんだそうです。すごいことじゃなと感心します。中国がベトナムやフィリピンなどの直接の利害対立国以外に、ラオスやミャンマーやに金ばら撒いて黙らせているという図だそうです。安倍さんは法の支配を強調するだけですが、共通の価値観秩序に与しない大国の横暴という色をいかに塗るかです。契約社会、法の支配は西欧諸国の秩序です。私たちは何の疑いもなくこれが正しいとして生きています、それで何の不都合もないわけですが、そうではない考え方もあるぞということです。それを知らされてる。私達一般国民も、中国との外交とはこういうことなのだと知らねばならぬのでしょう。何たる無体無茶!と憤っているだけでは解決しない(現に中国は相変わらずに尖閣を脅かします)、だからこそ安倍さんは法の支配を唱え続けてこっちの味方を増やすしかないわけです。中国もまさか戦争仕掛けては来ないでしょう。そういう読みの中での駆け引きです。でも、金にあかせて黙らせるというのは大時代的で、しかしこれが人間の業なのだなとも思い知らされるわけです。アメリカンデモクラシーという概念。あくまでアメリカの国益に沿った、つまり侵略略奪を正当化する都合のいい考え方なのですが、それがいまは世界の標準になっている。が、それに抗う者もいる。ロシアであり中国であり中東ISであり。こういう捉え方が要るのでしょう。
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二重

2016-09-07 08:25:46 | Weblog
昨夜サッカー見ました、夜遅かったので見られました。で、こりゃダメかと思いました。勝ったのです、それはそれで順当は結果。まさかワールドカップに出られないなんてことはない筈ですが、初戦のホームゲームで負けてましたから、格下のタイに負けた日には・・の、二戦にしてもはや背水。見てましたが、私はサッカーやったことないので詳しくは分かりませんが、いつまでやってるんだパスサッカーを、と、本田の衰えでしたね。香川も相変わらず決定力に欠ける、もともとこの人は自分で切り込んでいくタイプじゃないのは知ってますがそれにしてもいつまで経ってもの観です。こういうのに頼り過ぎての結果、なんてはどこかの解説者が言ってましょうけれど、世代交代の時期なんでしょうね、大した結果を残せなかった世代ですが。なでしこのようにくっきり露呈するのでしょうか。
 蓮舫さん、二重国籍の疑いなんですって。あらら。産経新聞にしか載ってませんが。もちろん台湾と日本です。日本国籍はあるそうです、だから公職選挙法には抵触しないそうです。外国人選挙権への賛否はいわば左翼反日か否かの踏み絵みたいに扱われますが、こっちの臭いですね。台湾国籍のある者が日本の政党党首だ?そういう誹りは免れぬのです。法的にどうこうじゃないところだそうです。さてさて。
 新聞の片隅記事です、8月の猛暑日、歴代最多だったという表なのですが、熊本市と佐賀市が22日で史上最多。22日・・暑い筈だわ。いえ、それよりへぇ~だったのは、隣県の宮崎市が0日、長崎市が8日だというこの違いです。宮崎市ってのがミソなんですかね、例えば延岡とか他の地域では35℃以上だった日があったのかもしれませんし。それともこの天候気候の違いは地元の人達にとっては当然のことなのでしょうか。へぇ~でした。もっとも34℃も35℃も暑さに変わりはありません、単に定義上の差異ではあるのでしょうが。
 
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後盾

2016-09-06 08:26:49 | Weblog
九電社長ばっさりです。左巻きさん達に背を押されて当選した新知事さんの初仕事というか、これが公約だったんでしょうから大向こうに対してその意気地を見せねばなりません。緊張の面持ちで勧告(要請だそうですが)したことでしたが、いいえ、停めません、定期の検査で対応しますと切って返されて。映像ではその文章(答申)を読んだふりして、これでは困るとその場で咎めてましたが、これも芝居じみてて。九電のこの強気にはきっと政府筋からの後押しがあるんでしょうね。言わしとけ。ああ言わねば当選した約束を果たせぬのだから。ま、その辺りは素人でも読める部分。原発止めて、何を調べようってんですかね。原発止めろ。とにかく止めろの原理主義。それじゃぁ無理押しでしょうに。
 悠仁さまが10歳になられたと記事です。もう10年なんですね。小泉さんが女帝の容認に傾いているところに紀子様のご懐妊の知らせが入り、即座に沙汰止みになったことは記憶に新しいですが、もう10年なんです。ま、小泉純一郎の最近の老いぶりを見るに月日の流れは感じることですが、お世継ぎ問題は続いていくわけです。悠仁様がその後に男児を儲けてくれれば問題ないことですが、現在は取り敢えず二人控えていて、わざわざに女系の女性のと言わずともいいことと私は思いますがね。自民党幹事長の様なアホの口を抑えるべく、なのですがさて。
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反抗

2016-09-05 08:24:52 | Weblog
広島停まりません。ソフトバンクがよたよたなのでとても対照的です。つまりマジック出ているチームの勢いと二位チーム(マジック対象チーム)のやる気の結果なのですが、そう考えるとこんなにセパ違うのも珍しいんじゃないですか。この前20が出てさぁと周りも思ってたのに、昨日でもう4にまで減ってます。足踏みしないんですから早い筈です。毎日2つずつ減る、広島が負けても一つ減るんですからそりゃ減りますわ。ひとえに巨人の所為。全くやる気がないんですから。張本が怒ってましたが、横浜に食われますよCSで。黒田もいよいよ引退ですか。ちょうどいい花道ですね。
 新聞読んでて引っ掛かりました(いつものことですが)。朝日新聞です、浚渫ってのを漢字表記してるんです。しゅんせつ、河川や海の底を浚うことですが、いや意味がどうこう内容がどうこうじゃなくて、不細工な仮名交じり表記を平気でやってる一方でこれだと、憤っているわけです。拉致をら致と表記して恬として恥じぬ御仁がこんな漢字言葉をルビも振らずにこれまた平気に。当用か常用か知りませんが、漢字を勝手に区別して不細工な表記を押しつける。漢字表記は日本語の根幹です、日本人の頭脳のOSです。新聞屋さん達が決めたことではないにせよ、そういう反抗ってないのかなとも思いますがね。
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等価

2016-09-04 10:10:19 | Weblog
つま恋(嬬恋)がなくなると記事で見ました。拓郎とかぐや姫の徹夜ライブ、ヤマハのポプコンの聖地ですね。ギターを弾き始めて、あの世界に憧れて、あれこれ雑誌をむさぼり読んで知識がどんどん増えて。高校出て京都へ行って、そこでは高石ともやらが宵山、宵々山コンサートをやっているのを知る。俺にもできるんじゃないかと錯覚して。懐かしい気分が湧いてきます。つま恋ってのは芸名源氏名だと思ってましたが歴たる地名で、こういうところが聖地化するんだなと妙に感心(幸福駅、愛国駅の類です)したことも思い出します。拓郎が「人間なんて」を延々唄いつづけた伝説。何年か前に同じメンツでコンサート開催してそのDVDを見たことでしたが、満杯の観衆です、みなおじさんおばさんばかり。こういう共通感、同胞感ってのは格別なんでしょうねぇ。ポプコンもあの当時はスターへの階段でしたから。あそこで一番になれば大ヒットが約束されましたからね。中島みゆきが初回、続いて円広志(とんでとんでとんで)、世良正則のツイスト、大ヒットだったでしょう?オーディションに何回かテープ送りましたねぇ、全部没でしたけど。と、新聞記事を見ながら暫くボーっとしてました。憧れてましたよあの世界には。
 それがニュース番組の原則的な務めなんでしょうが、先の東北北海道の大水害の報道、必ずあのグループホームの映像が流れ、責任者の頭を下げる姿が晒されます。今回初めて見る人のために。これが番組作成の鉄則なんでしょう、それは分かるのですが、多くは何度も見さされます。無理矢理です。見なければいい、それなら。これも正しい反論でしょうが、ああまたかと気の毒に思えてきます。あれだけの水をどう凌ぐのですか?どうして早く避難させなかった?と咎めるは簡単です。行政が避難勧告出してなかった?とまたこちらへも非難の矢を向ける。もういい加減にしてやれ、と思いますねぇ。それでなくても補償や後処理で地獄が待っているのだろうに。それに輪を掛けるが事後の後出しじゃんけんで必ず勝てる評論家専門家有識者達の御高説です。皆同じようなこと言うているのですが、空振りでいいから避難勧告をしっかり出せ、が多いですか。誰かをとり残さない街づくり、誰もとり残らないような注意が要るというレトリカルさを狙ったものも。空振りした後にどれだけ苦情が舞い込んでくるやら、どれだけ費用がかさむやら。要らんことしやがって!必ず非難が起こりましょう。人命には代えられないなんて大上段で切り捨てるは簡単ですが、やらねばならぬことをしなかった不作為とやらずともいいことをやり過ぎた「空振り」と、失敗としては等価です。何もかもが予測可能、回避可能との前提に立つこと自体が間違いです。結果から遡り全てを分析した後に非難するが定石で、それが帰納演繹の知識経験を蓄積していく、それが予測予想に資するという理屈ですが、あくまで資するレベルです。人知を持って自然を制御できるという驕りが想定外を想定せよなんて無茶苦茶に繋がっているわけです。避難勧告を安易に出したにしましょう、狼少年の寓話を持ち出すに違いないです別の専門家達が。35mの津波予想にたいして本当に40mの防波堤を作るんですか?どこからどこまで?そこは勧告や警報を出すべき人の判断なのです。そういうためにその人(多くは首長)がいるのですよ。決定権者の判断です。外野の言いたい放題にはこういう聴き方が必要でしょう。
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空想

2016-09-03 08:22:16 | Weblog
チャスラフスカさんの訃報にああと思うのは私の世代が最後尾でしょうね。つまり東京オリンピックを覚えている尻尾の世代。昔の体操選手はおばさん(若いのですよ、若いのですけど現代の基準で言えば)体型の人ばかり。コマネチの登場から一気に少女化して越後獅子のトンボ切りになってしまったわけですが。昔の映像が流れます。技もクルクルものではなく、まさに隔世の感ですが、男子体操が一世を風靡した一方での華でした。よく覚えてますよ。小学2年生でした。
 広島、あっという間にマジック7です。巨人があれだけ協力すれば減りますわね。毎日2つずつ減るんですから。25年ぶりの優勝はそれはめでたいのですが、クライマックスシリーズってのがあります。まだ気は抜けぬことですが、さすがに大丈夫でしょうね。横浜が巨人に勝つんじゃないですかね。全くやる気がないですから。
 民進党の代表性選挙始まります。三人の立候補、TV見ました。朝刊も読みました。ううむ。蓮舫の勝ちじゃろうなぁと思ってましたが、消去法なら蓮舫さんでしょうが、昨日のTV見栄えとか話しぶりとかからはううむ・・でした。ワクワクする政治かぁ。人に投資すると強調します。なんか違いますよねぇ。コンクリートから人へ。ルーピーやイラ菅が頻りに振り回していた旗印ですね。だからあれだけデフレが深刻になった、公共事業減らした分地域防災に不備が生じたという反省はないのでしょうか。少子化を睨んでの訴えなのでしょうが、なんだか空っぽですわ。みんな大切、みんな一緒にという理想境指向から離れられないんでしょうねぇ。前原さんは自己否定しすぎでしょう、あんなので勝てないでしょう。政策中身がどうこう以前の戦略間違い。戦犯と言いながらキャリア(格)の違いを示威したいのでしょうが、言葉自体が来ません。土下座して分かってもらう?土下座?これも言葉が悪い(下品)です。もう一人、玉田さんて誰?聴いてるとこの人も将来のために子供に投資すると言ってますが、現実味のないことで。よくよく理想論に慣れた人達なのだと呆れながら感心もします。でも、蓮舫さんですかね。それとも逆風吹いて前原さんですか。あの集団自体がごった煮ですから予想できませんや。
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経過

2016-09-02 08:21:30 | Weblog
野球の野村がよく言ってました、人の評価は賞讃から非難に変わりやがて無視に移る。災害へのマスコミ模様もこれに準じます。大袈裟な前振り、そして悲鳴混じりの報道合戦。その次は行政への非難、国の防災対策の隅つつき。そして潮が引くように「忘れる」。今は被害の実情がわかってあとの批判のフェイズです。誰が悪い、彼が悪い。9人も死んでしまった介護施設がスケープゴートです、施設長に何度もマイクの前で謝らせます。そして防災体制の不備の粗捜し。書類があったなかった、警報が出た出なかった、想定してたしなかった・・いくらでもあります。そして専門の学者が現地調査してしかつめらしく言います、本土並みの大雨が降った時の北海道の対策を今後しっかりやらなければならない。・・・。おいおい、中学生でも言えるってのそんな台詞なら。つまり想定外だったというわけです。今までの大災害の後あれだけ「想定外」を禁忌に追いやっておきながら、学者は平気で言いますよ、想定外とは発音しないだけで。驚きますが正直なだけでもあり、所詮は学問とは結果の評価なのだと、防災には役に立たぬのだと感じ入ります。新聞は調子に乗ります、行政や国を叩いておけば反論喰らいませんから。国の指針現場に通じず 計画作り事業者任せ。こういう方向でつっついおけばいいのです。そして来週には誰も言わなくなる。マスコミの興味が失せると即「過去の事件」です。こんなことですね。
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定型

2016-09-01 08:29:04 | Weblog
大災害の後のマスコミ的後始末がこれも定型に沿って流れます。防災専門家達の後講釈、凡百のコメンテイター達の眉をひそめての綺麗事。結局自己責任と行政の対応不備非難に収斂しますか。相変わらず想定外を想定せよの念仏唱え。想定外をなくすことが防災行政の務めだなんて。あの大水害をどうしろって言うのか。人が死んだから大問題にしますが、あれが例えば前もって避難する途中で不都合があって、あれだけの水害にならなかったら誰が怒られます?読みが悪いとやはり施設長が咎められます。想定外を想定してもやり過ぎだと怒られる。人が死んだら足りなかった、別の怪我をしたらやり過ぎだ。結果として天気予報が当たって、一か月分の雨が一日で降ったことでしたが、経験のないことに備えろってのは言うは易しです。甘く見ていた、大丈夫だろうと思っていた、油断していた。言い訳は色々ですが、この紙一重はものすごく分厚くて。被害者の皆様には・・というのも偽善じみあすが、これも運命です。逃げられなかったのは逃がさなかったのが悪い。のですか?ここですよ本質は。
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