柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

定型

2016-09-01 08:29:04 | Weblog
大災害の後のマスコミ的後始末がこれも定型に沿って流れます。防災専門家達の後講釈、凡百のコメンテイター達の眉をひそめての綺麗事。結局自己責任と行政の対応不備非難に収斂しますか。相変わらず想定外を想定せよの念仏唱え。想定外をなくすことが防災行政の務めだなんて。あの大水害をどうしろって言うのか。人が死んだから大問題にしますが、あれが例えば前もって避難する途中で不都合があって、あれだけの水害にならなかったら誰が怒られます?読みが悪いとやはり施設長が咎められます。想定外を想定してもやり過ぎだと怒られる。人が死んだら足りなかった、別の怪我をしたらやり過ぎだ。結果として天気予報が当たって、一か月分の雨が一日で降ったことでしたが、経験のないことに備えろってのは言うは易しです。甘く見ていた、大丈夫だろうと思っていた、油断していた。言い訳は色々ですが、この紙一重はものすごく分厚くて。被害者の皆様には・・というのも偽善じみあすが、これも運命です。逃げられなかったのは逃がさなかったのが悪い。のですか?ここですよ本質は。
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