芝居

つんくが近大の入学式に出ていてその映像を見ました。へぇ近大出かい。それだけのことでしたが、新聞読んでびっくり、かれは喉頭癌で喉頭摘出したんだそうです。声帯ごと摘出する、つまり声を失ってる。この決断までにさぞや悩んだことでしょうねぇ。談志は声を選んだのでした、亡くなったのはご存知の通り。つんくがこの先どういう運命であるのか神のみぞ知ることですが、有名人が自身の癌（病気）を告白することが、同病に立ち向かおうとしている人達の手本になり情報源になりというメリットを言われますし、本人達も公言することで気持ちの整理をつけている、言葉にすることで自らの背を押しているのでしょうが、所詮はへぇ～ですね。聞いている方はそれだけです。励まされたとか勇気をもらったとか、マイク向けられた学生達はマニュアル通りに神妙な顔して話してましたが、ヘビーな状況の人を目の前にした時に、こちらは大人の振る舞いとしてそれなりに反応するしかないわけです。プロデュースを大学から依頼されて引き受けたと新聞にありました、大学側の意図や奈辺に。シャ乱Ｑでひと山当てて、モーニング娘のプロデュースで時の人になり、そして今。写真の彼は何も変わってません。有名人の個人的事情の公表（暴露、売名、いろいろ言い方がありましょうが）はヤジ馬趣味は満足されますが、自動的に「正しい反応」を強いられるところ迷惑なことではあります。めんどくせぇ話。
　維新の会の衆院大阪比例選出の女議員が除名されてます。議会だか委員会だかを病欠しておいて翌日には韓国旅行してたそうです。前日も病院には行ったがその夜は飲みに行ったとかで。橋下さんが怒って、議員団の頭松野さん、共同代表の江田さんも了解してのことだそうです。いいですねぇ早くて対応が。比例選出ですから余計に辞職しろ（すれば次点候補が繰り上がりますから）と迫ったのでしょうが拒否されたとかでこの仕儀です。ま、当人にすればこんなことでせっかくに手に入れたバッジを手放す気にはなりませんわね。色々やってのバッジでしょうし。相変わらずパフォーマンス好きですな橋下さん。大阪都構想への住民投票が迫ってて、府議選もあるんでしょう、こうやって人目を引くってわけです。ま、もともと自分の言うことを聞かぬ（思うようにならぬ）女だったということでしょうけども。
　卓球、久しぶりに福原愛がダブルスに出てました、決勝相手が新進気鋭の14歳コンビです。こっちの一人は最年少で世界一になった優れモノです。で、愛ちゃんのキャプションです25歳。ああ、25歳かぁ。かたや14歳ですからね。若い優れモノの象徴だった愛ちゃんでしたから、この落差です。時の流れは残酷ですか。