柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

天唾

2015-04-06 08:23:46 | Weblog
やっと菅さんと翁長さんが会ってます。数度に亘るあからさまな無視、外しの後です、さすがに会いに来いじゃなくて菅さんの方から行く、もちろん他に用事があってのついでの形です。上は国会議員から下は市町村会議員まで政治家の常套句、粛々と行ないます、を上から目線の発言だと撥ねつけたんだそうです。いつものマスコミの切り取り報道ですが、こういう言葉狩りが大好きだから仕方ないのですが、今後ずっとこういう「ひっつけ」になりますね。粛々と=上から目線。これも面倒くさい話です。産経抄子は翁長知事の親中さは危険だと書いてます。色々居ていいんでしょうが、物事を決める立場の人に求められることだけは外してほしくないことですがね。
 八紘一宇。古事記だか日本書紀だかに出典を求めることができる昔からの日本語ですが、確かに大東亜という観念概念を表すに戦前戦中によく使われた四字熟語です。四方八方を一つ屋根の下に、の意です。それを先に三原じゅんこ参院議員が国会発言の際に使ったとひと騒ぎになってます。騒ぎ立てる連中は皇国史観の戦前回帰のとオウム返しで聞いてる方が呆れることで、放っとけばいいのですが、新聞論文にこの英訳が出ていて、ああこりゃいいわ、これなら毒も何もないわと笑ったことでした。universal brotherhood です。なるほど、brotherhood かぁ。うまいでしょう?
 ISILがまたまた古い遺跡を破壊する映像をアップしたそうです。学者が有識者が眉を顰めて、これは凌辱だと言った人もいたことはここで書きましたが、人の事を言えないのだ、日本もついこの前、明治になってすぐ廃仏毀釈という無体をやってきたのだという批評モノを読みました。ああ、そうかぁ。社会のテスト問題として覚えているだけのハイブツキシャク。ISILがやってるのよりひどかったらしいですよ、日本中でやったんですから。そうだろうなぁと思ったことでした。天唾ってやつですか。
 
 
コメント
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