柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

解党

2014-11-20 08:24:19 | Weblog
こんな時に(こんな時だから、でしょうけれど)みんなの党が解党だそうです。そう言えば維新の会も解党でしたかね、橋下組と石原組とに分かれて。渡辺さんが吠えてる写真が載ります、この人は権力志向の人、自民党寄りの人、もっと正確には安倍さん大好きな人ですから与党に寄りたい。でもそれが嫌で江田さん達が離れて、今の浅尾さんもそっち側の人、野党連合という名の民主党へのすり寄り指向、しかも渡辺さんや江田さんのように弁の立つ人(キャンキャン吠える人)じゃないので見た目は押されっ放し怒鳴られっ放しです、で、最後は多数決です。気の弱い秀才学級委員君の態です。大所帯になって行けば行くほどに資金繰りは厳しくなります、そこのところ個人商店主を任じていた渡辺さんの苦労があったわけで、それを見て見ぬふりして全部渡辺さんに押しつけて勝手に民主党たちと野合するなんて、そりゃ怒りますわね。解党して、少数党に逆戻りして、信条やら信念やらを押したてるはいいのですが、多数決の世界に生きていてその辺りの計算てのはどうなってるんでしょうかね。意地やメンツなんて言うと鼻で笑うんでしょうけれど、男のバカさそのままだとわかってないんでしょうなぁ。女たちは嗤ってますよ。ですよね、賢姉の皆様。
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決断

2014-11-19 08:20:48 | Weblog
沖縄県知事選挙が衆院解散報道にかき消され呑みこまれて結果だけの単純な報告になってしまったように、昨日の安倍さんの重大会見が高倉健の訃報にすっかり覆い隠されてます。TVも新聞も、どっちが大切なのよ?の長尺です。全国紙はどれも三面トップ、全面潰して記事にしてます。さすがに一面トップは安倍さんですが、一面の左側にはデンと訃報記事です。国民的俳優。いや、それはそうなんでしょうけれど、そこまでやる?一応安倍さんの解散宣言と会見を先に流しますけれど、の風情ですTV。訃報(という体裁のバイオグラフ、映画紹介です)の方が長い長い、見てる方もも懐かしく食い入ってるし。学生紛争華やかかりし頃にヘルメットかぶってた連中がシンボル化してたのは有名な話で、止めてくれるなおっ母さん、背中のイチョウが泣いているという懐かしいフレーズも流れて。完全に食われてます。沖縄知事選を隠したのは成功だったのでしたが、この訃報どうして今ぶつけるの?のタイミングはきっと誰かの差し金なんでしょうよ。そのまま仕返しされてます。亡くなったのは10日だったそうですから。その会見です。GDPの前年比、個人消費だけ見ると2%の減だったそうです、安倍さん自ら言ってました。GDPの計算には他の要素もあれこれありますから結果だけ見ると帳尻合わせみたいなことになるんでしょうが、安倍さん自ら、私が重視していたのはこの指標で、これが明らかに伸びなかったと認めてます。だからアベノミクスに対する審判を仰ぐ、失敗だと思われるなら退陣を促してくれ、そうでないなら国民の信を与えてくれと。野党達は大義大義と相変わらずつぶやいてますが、こんな立派な大義はないでしょうに。アベノミクスに対する審判です。海江田さん、結局民主党はクビすげ替えられずにダラダラと選挙戦に突っ込みますが、言ってましたよ、アベノミクス以外に方法はあるんですと。ええ?示してみろよ。びっくりしますねこのタコにも。他のどの党首も五十歩百歩です。安倍さん負けないでしょうねぇ。もちろんそう読んでの決断ですけれど。
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年率

2014-11-18 08:21:41 | Weblog
7,8,9月のGDPが年率換算で1.6%マイナスだったと大騒ぎです。年率というのは年換算という意味だそうで、つまりこの三カ月では1.6÷4=0.4です、0.4%のマイナスだったというわけです。0.4%?殆ど変わらないということでしょうがしかし、マイナスなのです、ここが大事。この手の統計は掛け算割り算のし放題で、都合のいいように数字を大きくしたり小さくしたりします、この数字も4倍すれば年換算、40倍して過去のどこかの10年間と比べればそれはそれで意味のありげなことになります、あの10年間と比べればこんなにひどい!つまり3カ月で0.4%なんて小さなものでも掛け算して大きくして派手に見せろ!なのです。騙されてはなりませぬ。もっともマイナスはマイナスです、景気は回復してないという結果なのです、この指標を今まで使っていたのですからこの評価は甘受せねばなりません。この数字で逆にプラスだったら同じ手法で景気回復の大アピールだったでしょうしね、たったこれだけのことで。アベノミクスの失敗だと野党は息を吹き返すかの如く言い始めましたが、あんた達(民主党さん達)は何もできなかったんだぞ、です。もう二年経ってる。そうなんですが、まだ時間がかかるんじゃないんでしょうかね。黒田さんのさらなる金融緩和策は予定通りの来年の増税を前提にしてのことだそうで、となると増税を先送りしたら彼の計画はどうなるんでしょうね。俺は知らんぞ、なんて投げたりしてね。さて解散です。国民の審判や如何に。
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首長

2014-11-17 08:21:12 | Weblog
沖縄県知事選、自民党の負け、つまりは安倍さんの負け、普天間基地辺野古移転への頓挫(しないでしょうけれど)、解散総選挙へ暗雲という流れです。痛み軽視、本土の敗北、と朝日は見出しです。そんなことはないと紙面上で否定してましたが、安倍潰しを社是とする新聞です、ここぞとばかりに面目躍如です。この人が辞めた後の那覇市長にも後継者(女副市長)が選ばれて、辺野古を行政する名護市長の稲嶺さん(この人も露出が多いので有名でしょう)も意気軒昂です。私と知事が反対しているんだ、移設(新設)はさせない!仲井真さんが言を左右しながらいきなり(の印象でしたね)辺野古移転にOK出したのは記憶に新しいことで、だから新知事が反旗を翻したという図柄です。新知事は前知事の選挙参謀だった人、沖縄自民党県連幹事長だった人と聞けば、内紛ですわね。自民党が割れた。こういう時に漁夫の利ということになる筈でしたが、対立が弱くて。下地さんも、久しぶりに顔見ましたがTVに写る時間がほとんどなくてダメ。この人、民主党政権時代に国民新党のエライさんとしてよくTVの討論番組に出てたものでしたが、その後の衆院選挙で落ちてそのまま。もう一人の歌手も、歌唄ってればいいものを、勘違いも甚だしいこと。この二人が漁夫じゃぁ棚ぼたは期待できぬことでした。さて沖縄の歴史はこの繰り返しです。民意民意と言いながら、最後は首長が札束に負ける。国策という名の物量作戦に負ける。市長と知事とじゃぁ重さが違う、そこが国のつけ目ですし。所詮は元自民党員ですから、なんとかなるさぁでしょう。違いますかね。
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大義

2014-11-16 09:52:25 | Weblog
NHKの討論番組に、日本のどこか駅弁大学の教授で、しばらく消息不明になっていた、実は中国当局に拘束されていたそうですが、あちこちのTV討論番組で中国側の論者として露出の多い、中国訛りの流暢な日本語を操る、ギョロ目の蛙顔の、あの朱建栄が出てました。びっくり。ああ、釈放されたんだ無事に。討論議題はAPECで実現したたった25分の首脳会談を受けて「どう動く日中関係」でした、岸田外相と興梠さん、そして中国問題になるとこれまたよく出てくる婆さん先生(そっくりの婆さん漫才師がいますよね名前忘れましたが)が相手です。朱さんはたっぷり洗脳し直されてきたんでしょう、当局の言うこと聞かねば今度は殺すぞとか脅かされて、きっちりスポークマンのミッション受けて釈放されたわけでした、あのギョロ目をさらに大きくして中国は悪くない、中国は正しい、そればかり言ってます。靖国に行かないとしたのは中曽根であり後藤田だ、中国の外圧なんて言い方はおかしい。聞いてるのが辛いほど逆撫でします。腹が立ちます。そこのところを婆さん先生が反論するのです、この婆様は十分にタカで幾許かの溜飲は下がるのですが、しかし場がNHKです、何の合いの手も援軍も出ません、司会の解説委員はすっかりスルーします、ハイハイの態。一方で朱さんへの振りはたっぷりと長尺で。岸田さんも興梠さんも、ま、立場上こうなることは仕方ないですが、ふにゃふにゃ言うだけです。もちろん司会もそれを見越してます。最近のこの手の番組の常です、視聴者からのメールを紹介します、こんなものこそどうにでも作れるわけですが朝日新聞の読者の声欄のように、この番組でも朱さんがひとしきりぶった後に、靖国参拝はいけないという67歳男性のメールを紹介してました。演出利いてますよ。こうやって世論形成するわけです。NHKの偏向さに気づかぬままに洗脳されるわけです。本当に左巻きです、親中反日です。ここでこの男を出すかなぁ。この驚きです。
 同じ左巻き番組TBSのサンデーモーニング、解散騒ぎを斬ります。大義なき解散だと連中声を揃えます。今までの解散で立派な大義の備わったものがあったんでしょうかね?と逆に聞きたいくらいですが。いつもエラそうな態度や物言いが鼻につく寺島さんが評論家連中に腹が立ってる、今しかないなんて勝手に煽っていると怒って見せて。追い詰められての解散は碌なことがない(麻生さんの時のように)から早くにという判断なのだろうと毎日新聞の岸井さんが受けてましたが、それが勝手な煽りなんでしょうに。小泉さんの郵政解散の時はどうだったんでしょうね、あれもボロクソでしたね。麻生さんの時は大負けしたもんだから時期を逸したとボロクソ。野田さんの時は民主党じゃダメだと皆思ってて、その理由をつけるために三党合意って手続きして、丁度安倍さんが出てきたタイミングでした。あれは政権交代する、日本を立て直すという大義があったとでも言うのでしょうかね。大義かどうかは知りませんが理由はもちろんありますこの解散。しかし大義なんて、こんな時には大事なモノのように奉りますが、別の場面では連中が蛇蠍のように嫌い非難否定する代物ですからね。世間に対するスローガン。いかに合目的的かと国民を説得する為の言い訳。実態の何もない、あくまで理念的なものである意味ではイデオロギーと同種同体。単なる言い訳、我がまま、自分勝手事も小難い鹿爪らしいそれらしい文章にすれば「大義」です。いえ、これに思想や信条が強く絡めば戦前戦中のそれのように反論を許さぬ扱いにくいものになりますが、こんな時に都合よく言いふらしている分にはいいにしますか。いちいち本物の大義を振り回された日にはそれこそ暑苦しいことですから。
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過誤

2014-11-15 08:21:26 | Weblog
群馬の大学病院での医療過誤事件。同一術者の同一術式で8人も死んだらそりゃ犯罪です。殺人です。もっとも「裁判沙汰の事件」たる重大さと実際の裁判、判決とは乖離するのが常ですから、殺人罪には問われませんでしょうし遺族の人達への補償の問題になって行くのです、要はこの執刀医が下手くそだったこと、それを止める者がいなかったことが原因です。リスク回避システムなんて誰の所為でもないところに持って行ってチョンです。今後の推移には面白味はありません。8人かぁ。ここだけですから。一つ噛みつきます、NHKはこの報道映像のキャプションに腹腔鏡を「腹くう鏡」と表示してました。いい加減にしろ!何のことか分からなくなります、漢字の意義を全く無視するというか、もちろんわざとですが。こっち系の新聞もそうなのかと見れば、いえそうじゃないです、親分朝日も子分の毎日も日経も腹腔鏡と漢字表記してます。当用の常用のと勝手に漢字使用を差別する、こういう時だけ規則の遵守を盾に不細工な文化破壊を平気でする。敵は朝日だけじゃないですよ、あるいはNHKこそが最大の牙城です。ちなみに腹腔(口腔、胸腔と医学用語ですが)の読みはふっこうが正式らしいです、ふっくうは慣例読みで。口腔外科もこうくうげかと呼んでますが、正確にはこうこうげかだそうです。ま、こちらはどちらでもいいことです、話し言葉は遷り変わっていきますから。
 新井、年俸が1/10に減って(それでも2000万円ですよ)も恥を忍んでも広島に帰って。試合に出たい、そうですが、広島こそ出番がないでしょうにね。二億も貰ってたということで、阪神は金持ちなんですねぇ、改めて驚きます。金満体質は巨人だけじゃないんでしょうきっと。次は福留ですけど。昨夜のサッカーはあんまりですよね。できてた?あんなはず、ないですよねぇ。
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演出

2014-11-14 08:18:32 | Weblog
すっかり解散モードです。まだ安倍さんは帰って来てないし何も言ってない(公式には、あの人の口からは)のに、ですが、与党も野党もすっかり浮足立ってます。なんとか違うこと言おうと古館さん例のあの呆れ顔困ったチャン顔で、議員定数の是正とかあの時三党合意された他の懸案は全て店晒しだ、自分勝手で大義がない解散だと、どこかの野党党首のように吹いてましたが。NHKの大越さんも同じ色でした(いつもここでこの二人を叩いているのです、二人とも、二局とも左巻きですから、いやなら見なければいいのにという話なのですが、他にないから仕方ないのと、見ながら聞きながら突っ込むのを楽しんでいるわけです)、文句言うだけ、大上段で正論括りするだけ。これはNHKの特徴です。新聞に、先延ばし増税は一年半先の2017年4月だろうと大見出しでした。文藝春秋の今月号に、アベノミクスのブレイン二人、浜田宏一さんと本田悦朗さんの対談が載っていて、約束通りに増税してはならぬ、計画が頓挫すると忠告してます。その中で本田さんが次の増税のタイミングとしてこの期日を挙げてるんです。ははん、ですけど、まぁ当然ですわね、この二人に安倍さんが相談しない筈もないことですし。この掲載こそがこのタイミングだったわけですね。先に公表しといて、外遊をうまく利用して周りを騒がせといて、帰って来たとたんに、日本経済のために三党合意を反故にします、今は増税しません、許していただけますか国民の皆様!とTV演説、という運びでしょう。演出が利いてます。確かに今は増税は、ですよね。
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期限

2014-11-13 08:20:44 | Weblog
STAP細胞の記事を久しぶりに見ました。ああ、そう言えば11月がどうのこうのの期限でしたよね小保方さんにも機会を与えられて。近大が実験したんだそうです、できなかったんだそうです。理研は小保方さんと丹羽プロジェクトリーダーさんとが別個に再現実験進めているところですが、こちらもできない。小保方さん、あの会見の場で独特のレシピややり方があると言ってましたね、他人にはできぬ匙加減が。そういう名人芸的なもの一身専属的な仕事は科学じゃないわけです。普遍性こそが科学的真実の第一条件ですからね。そのやり方でやればどこの誰がやっても同じ結果が出る、これです。でも、それもできない。当の本人がやってるんですよ。できない。凄いなぁ。世紀の大嘘つきというわけです。世界的頭脳まで死に追いやって、結果的にはiPS細胞の引き立て役になりましたが一時はこちらをすら貶めるような物言いでしたし。と、嘘とわかると大叩きでしょうが、それとも誰も相手にしませんかねもう。期限は今月末です。
 阪神鳥谷、オリックス金子が大リーグに行くんでしょう。向こうでピッチャーがある程度通用するのは何人かが証明してくれてますが、野手はねぇ。イチローは別格中の別格で、松井も尻切れトンボの印象です、内野手は総崩れです。あれこれ文句言われながら元ソフトバンクのムネノリ(名字また忘れました)が試合に出てるだけです。リトル松井もすごすご帰ってきましたしね。鳥谷もそうなるでしょうに。いかにも非力ですよ。あの程度の内野手ならそれこそワンサカいますよメジャーには。なんて、行って貰いたくないばかりに。金子は巨人が買うってもっぱらの噂でしたが、金なら阪神もソフトバンクも持ってますけど。マエケンはどうなるでしょう。オファーがあれば揺れるでしょうねぇ彼も。
 
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解散

2014-11-12 08:18:24 | Weblog
解散だそうです。つまり増税しない。10%にはしない、先送りするというわけですね。三党合意の上で法令化したことを破ると言うわけですから、そこはきちんと責任をとるという意味合いです(でしょう)。けじめをつける。ダラダラ行かない。ダラダラいける筈なんです、安倍さんに対抗できる者(個人も政党も)は今いないし、やがて増税はせねばならぬけれど今はまずいと理由はちゃんと付くし、その気になれば(それこそダラダラと)数で勝ってるんですから、法改正はできる筈です。単に手続きとは言え、国会で審議し始めるとあれこれ面倒です。そして内閣改造してから不祥事続きです、如何に一強とは言えこっちにも手負い感があります。どっちにせよ増税しないためには法律改正せねばなりません、そこに国民の信という後押しを得て一気に、と言うわけです。わからぬではありませんが、また急なことです。敵の準備の整わぬうちに、こちらの強い(有利な)うちに。勝つための戦略だと言えばそうなんですが。給料が増えればいいんですけどね端的には。アベノミクスのゴールはここです。だからまるで社会主義国のように首相の口から労働者の給料上げてくれなんて企業に依頼する場面があったわけです、もちろん強制力などはない事ですが。もちろんまだ道半ばです。この時点で失敗とは言えません。結果が出るまでは今少し時間がかかるのでしょう。そこまで待つために、万難を排する。政権奪い返すために自分が作った約束を自ら破るという不貞というかブレに対する言い訳が必要だと言うわけです。増税しません、と闘うのでしょうね。負ける筈がないですけどね普通。今まで自民党が負けてきたのは増税絡みの選挙ばかりですよ。増税しないと言ってる方に反対はないでしょう。そういう一人芝居的な嫌味も香りますが。
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賛否

2014-11-11 08:16:02 | Weblog
羽生のあの振る舞い、賛否両論ですが、いいえTVや新聞は大絶賛してました。褒めるだけ褒めちぎって後に、でもあれはいけないなんて言ってます。本当に勝手な奴らで。どの局もあの衝突場面を何度も何度も繰り返す、ご丁寧にスローモーションで。その後傷の手当てして出てきて、何度も転けながら演技しきって、大感動の嵐。感動したんですか本当に?痛々しいこと甚だしい。日曜日のTBS、喝!のコーナーでラグビーの大八木が出ていて言ってましたよ、この競技はビジュアルも大事な要素だろう、あんな不細工(頭に包帯、顎には血がこびりついて)で出てくるのはいかがかって。その通り!あの競技で根性モノは要らぬですわ、格闘技やラグビー、サッカーならいざ知らず。よくぞ言ったりでしたが、当然関口宏はスルーして、よくやったばかりでしたがね。賛否の賛はあのアクシデントでよくやった、男!という評価です。否は脳震盪の観点からのものです。あれだけ頭打ってるんだから大事とれ、です。中学高校の体育に柔道が必修になって、受け身できずにひどく頭打って、脳震盪から重病化(急性硬膜下血腫とか脳挫傷となって)するケースが多くなって、最近うるさいですよ確かに。でも、結果的にそうではなかったのです、彼をみてると。だから出てよかったのです、あそこは確かに彼の気合いや肚が問われる場面だったというわけです。こんな怪我に負けられん!そう思って出たわけです、そこは拍手です、その意気やよし。大和魂ですよ。合理的じゃないところ、選手生命なんて考えないところ、日本人好みの花と散れ!精神。でも感動なんかしません。みっともないことするなよ、ですよあの場面は。あそこで棄権してたらしたでブーイングもあったでしょうしね、金メダリストの意地はないのかとかね。他人は勝手です。あそこのあの選択は日本中の普通の男達の持つスポ根物語嗜好は刺激しました、こいつもやるじゃん。でも感動なんかしません。なのに、涙が出たの、体が震えたの、感動感激したの、勇気をもらった、元気をもらったのといつものお定まり色で塗りつぶす(他の意見を許さない)。この辺りが幼稚だ安易安直だと思っているのですが、いかがですか?
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