柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

首長

2014-11-17 08:21:12 | Weblog
沖縄県知事選、自民党の負け、つまりは安倍さんの負け、普天間基地辺野古移転への頓挫(しないでしょうけれど)、解散総選挙へ暗雲という流れです。痛み軽視、本土の敗北、と朝日は見出しです。そんなことはないと紙面上で否定してましたが、安倍潰しを社是とする新聞です、ここぞとばかりに面目躍如です。この人が辞めた後の那覇市長にも後継者(女副市長)が選ばれて、辺野古を行政する名護市長の稲嶺さん(この人も露出が多いので有名でしょう)も意気軒昂です。私と知事が反対しているんだ、移設(新設)はさせない!仲井真さんが言を左右しながらいきなり(の印象でしたね)辺野古移転にOK出したのは記憶に新しいことで、だから新知事が反旗を翻したという図柄です。新知事は前知事の選挙参謀だった人、沖縄自民党県連幹事長だった人と聞けば、内紛ですわね。自民党が割れた。こういう時に漁夫の利ということになる筈でしたが、対立が弱くて。下地さんも、久しぶりに顔見ましたがTVに写る時間がほとんどなくてダメ。この人、民主党政権時代に国民新党のエライさんとしてよくTVの討論番組に出てたものでしたが、その後の衆院選挙で落ちてそのまま。もう一人の歌手も、歌唄ってればいいものを、勘違いも甚だしいこと。この二人が漁夫じゃぁ棚ぼたは期待できぬことでした。さて沖縄の歴史はこの繰り返しです。民意民意と言いながら、最後は首長が札束に負ける。国策という名の物量作戦に負ける。市長と知事とじゃぁ重さが違う、そこが国のつけ目ですし。所詮は元自民党員ですから、なんとかなるさぁでしょう。違いますかね。
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