羽生のあの振る舞い、賛否両論ですが、いいえTVや新聞は大絶賛してました。褒めるだけ褒めちぎって後に、でもあれはいけないなんて言ってます。本当に勝手な奴らで。どの局もあの衝突場面を何度も何度も繰り返す、ご丁寧にスローモーションで。その後傷の手当てして出てきて、何度も転けながら演技しきって、大感動の嵐。感動したんですか本当に?痛々しいこと甚だしい。日曜日のTBS、喝!のコーナーでラグビーの大八木が出ていて言ってましたよ、この競技はビジュアルも大事な要素だろう、あんな不細工(頭に包帯、顎には血がこびりついて)で出てくるのはいかがかって。その通り!あの競技で根性モノは要らぬですわ、格闘技やラグビー、サッカーならいざ知らず。よくぞ言ったりでしたが、当然関口宏はスルーして、よくやったばかりでしたがね。賛否の賛はあのアクシデントでよくやった、男!という評価です。否は脳震盪の観点からのものです。あれだけ頭打ってるんだから大事とれ、です。中学高校の体育に柔道が必修になって、受け身できずにひどく頭打って、脳震盪から重病化(急性硬膜下血腫とか脳挫傷となって)するケースが多くなって、最近うるさいですよ確かに。でも、結果的にそうではなかったのです、彼をみてると。だから出てよかったのです、あそこは確かに彼の気合いや肚が問われる場面だったというわけです。こんな怪我に負けられん!そう思って出たわけです、そこは拍手です、その意気やよし。大和魂ですよ。合理的じゃないところ、選手生命なんて考えないところ、日本人好みの花と散れ!精神。でも感動なんかしません。みっともないことするなよ、ですよあの場面は。あそこで棄権してたらしたでブーイングもあったでしょうしね、金メダリストの意地はないのかとかね。他人は勝手です。あそこのあの選択は日本中の普通の男達の持つスポ根物語嗜好は刺激しました、こいつもやるじゃん。でも感動なんかしません。なのに、涙が出たの、体が震えたの、感動感激したの、勇気をもらった、元気をもらったのといつものお定まり色で塗りつぶす(他の意見を許さない)。この辺りが幼稚だ安易安直だと思っているのですが、いかがですか?
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