柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

教育

2013-03-21 08:06:16 | Weblog
朝日の一面トップにこうです、中学生の子を持つ親にアンケートしたところ、週6日制にしろというのが8割だったそうです。つまり土曜日も学校開けろ、です。当たり前です。教員たちが、否、正確には教員を聖職者から教育労働者にわざと貶めて自分達の権利(労働時間です)ばかり振り回し日教組が、ですが、ゆとり教育なんて嘘っぱちで子供の為になんておためごかし言っただけのことですから、よくも何十年もこんなこと続けてるなという話なのです。左政権であるうちは変わりはせぬことでしたが、こっちも時やっと充ちたりですか、安倍さんガツンとやってくれ、です。それにしても朝日がこんなに大きく採り上げるは??です。真意は奈辺に?
 大分の中学校剣道部でのコーチによる暴力沙汰、昨夜古館の番組でビデオ流れてました。耳で聞くだけと目で見るとはこれだけ違うかというくらい、嫌な気持ちが湧きあがりました。文字通りに殴る蹴るです。投げ飛ばして倒れた子供の顔を蹴ってましたよ。こんなこと普通はできぬ、普通の感覚の持ち主にはできぬこと、本当にそう思いましたね。私も喧嘩したことがないとは言いませんが、よくもあんなに無抵抗の相手に無茶ができるなと呆れると同時に憤りが湧きあがります。俺が殴ってやる!昨年の5月に解雇されているんだそうですが、この外部コーチ(つまり教員ではないということです)の無体はその3年前から発覚していて、教育委員会も校長も事実を知っていたと言います。つまり知らん顔してた。そこをTVは非難します、教育委員会のエライさんが弁明してました、外部コーチには人事の権限がないのだと。ええ?権限?どこまで腐ってる?教育委員会。権利権利権利権利。新聞によるとこのコーチ、当初から居直ってたそうですよ、どこまでが指導か提示せよとか何とか。常識に欠ける奴は問答無用ですわ。頼むからしっかりしてくれや、上部組織さん。
 中国新聞のコラム、この新聞も朝日毎日グループなのは知ってますが、大分の市議会で覆面レスラーが議場に入るのに覆面脱げ脱がぬで騒動してましたね、そこを拾っての文章なのでした。内容は陳腐なのですが、沖縄の憲法学者とやらの意見と事例を引いてます「帽子の類いの着用を許さぬ規則は帝国憲法の名残」だと言って「「今は国民主権の世」と自らは傍聴席でも帽子を脱がない」んだそうです。いやいや。帝国憲法?単に行儀の話でしょうに。人と話する時には、家に入ったら帽子脱ぎなさいな。それは礼儀でしょう?国民主権?ええ?憲法学者?びっくりの三乗です。職員室に入る時は被りモノを脱いで一礼して入ったでしょうにねこの人も学生の頃には。余程にそういうことを強制や強要と感じて反発する人なんでしょう、学生の頃によほどこっぴどく殴られたかでルサンチマンなのかもしれませんが、それがサヨクさんということなのですが、びっくりですね。そしてこういう例を引いて、帽子や覆面はあなたの自由なんですよ、国民主権の世なんですよ、それが基本的人権なのですよと言ってるコラム子にも大呆れです。ただの社会通念の問題です、礼儀や行儀の問題です。権利が云々まで展開する要は全くありません。
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記念

2013-03-20 09:33:07 | Weblog
しつこいですが全柔連です。JOCからの交付金を止められるそうです、2500万円だそうです。これで幕引き、なんだそうですよ。上村、斉藤、どちらもこの業界では漬物石なんでしょうね、だれも動かせないんですから。当の本人達に責任意識がないのですからどうにも。いえ、何か起こればトップが辞めればいいという安直さは非難されるべきです、それこそ無責任ですからね。放り投げて、自分が起こした不始末を。だからあと始末するまで辞めさせてはならぬのですよ本当は。でも、これが日本の文化というか、辞任を潔しとしてしまうわけです。外国ならどうでしょう、クビですか、すぐに次の優れモノにとって替える。辞任などさせない、更迭、馘首、免職、罷免。そっちの方が責任がはっきりしますか。ですね。依願退職と懲戒免職の違いです、退職金が出るか出ないかという違いではなくて。でも、辞めようともしないってのはどうよ?です。辞表を前にして、辞任はさせない、きちんと後始末しろというのなら建設的ですが、辞めろと要求されてるのに辞めないってのは日本人心象とすれば非難の対象です、恋々とする、未練がましい、女々しい(この漢字充ては現代となれば不適当です)、男らしくない(こちらは使えばいいと思います、差別でも何でもありません、男は斯くあるべきという万古不易の原則ですから)、unspotsman-like 。組織刷新とはやはり人員一新しないとできぬことでしょう、他にこれはという優れモノがいないならば。もっとも、こういう対応と、騒ぎへの幕引き手段とは全く別物です。マスコミがどこまで食い付くかが律速します。マスコミが飽きれば、報道しなくなればそれで終わり、そこが幕引きですからね。
 4月28日を主権回復の日として国として記念しようという安倍首相の方針に対し、沖縄知事がクレーム付けてます。この日は沖縄にとっては屈辱の日なのだ、祝う日ではないとの理由です。4月28日?昭和天皇の誕生日は4月29日だったよね。天皇誕生日と聞くと、私はまだこちらを思い浮かべます。多くの人はピンとこないと思います。斯く言う私とて、とんがってる私ですがこの日の事を知ったのはそんな前ではありません、少なくとも若い時には何も知りませんでした、学校でも教えませんし、特にこの日にTVや新聞が大きく報じることなどないですから。主権回復の日。日本は戦争に負けて占領されました。8月15日は終戦記念日として慰霊祭がずっと行なわれてますが、この日に天皇陛下の玉音放送が流れたのでした。正式な連合国との間の敗戦(終戦)調印は9月なのですが、象徴としてこの日が強調されています。実質この日から日本は占領されたのです、アメリカの占領下におかれた。で、その状態が(横文字で occupied Japan です)いつまで続いたか。ここを日本の戦後教育は隠してきた(のか、無視したのか、単に教えなかっただけなのかは知りませんが)のです、私達戦後の子供達にはこの日のことを教えられなかったのです。昭和27年4月28日。この日にサンフランシスコ講和条約が発効して占領下から抜けられた、日本は独立した、これ以上の記念日があろうかという国にとって最高の記念日であるのです。敗戦記念日よりもこっちの方が大事でしょう?日本は7年間(正確には6年と9カ月ですか)占領されていたのですよ。知らなかったでしょう?誰にも聞かなかったでしょう?知ってる人の方が絶対に少ないことです、知ってる者が妙な目で見られる、右翼視されるくらいです。何年か前から保守月刊誌(右寄りとも言います)を読み始めて、こういうことを知り、こういう論文を何本も読んで、すっかりとんがってしまっている私ですが、安倍さんはこういう考え方なのです。やっとこういう人がリーダーが出てきたのです。6年前と違うのです彼は(もっとも、こうやりたかったんでしょうがあの頃も)。で、それは沖縄にとってはどうなのか。この講和条約で、日本は独立したのでしたが、沖縄、奄美、小笠原がアメリカの領土になったのでした。北方領土は曖昧なままです、この条約にソ連や中国は調印していないのです、だから未だに「領土問題が存在している」のです。奄美大島(諸島)までがアメリカ領だったのですよ、知らなかったでしょう?小笠原諸島も奄美諸島も早々に返還されましたが、沖縄は佐藤総理の時代に返還されました、あれは私の世代はよく覚えてます、大々的な式典が執り行われましたから。この業績で佐藤栄作首相にノーベル平和賞が授与されました。沖縄にとっては4月28日は日本から切り離された日、アメリカ領と決定した日です。屈辱の日とされているそうです。我々普通の日本人(本土人)は沖縄の歴史をぼんやりしか知りません。琉球王国が日本に編入された歴史、あの沖縄戦の実情。沖縄の人達の心深い所の思い(歴史認識)ときっと齟齬がありましょう。ここには思いを致さねばならぬことと思うのですが、沖縄知事の反日親中の傾向を思うに、この言葉そのままに受け取れぬかなとも感じています。しかし、主権回復記念日(独立記念日でもいいと思うのですが、そうすると悠久の歴史が、神武天皇から数えて2600年を越える歴史が一旦途切れたことを敢えて表示することにはなりますか。アメリカや他の国の独立記念日とは少し意味合いが違いますね。ドイツに占領されたフランスはあの時期をどう解釈して教育しているんでしょうか)として改めて認識し直すことはとても大事なことと思いますし、もちろんそれは憲法改正、国防軍改編への理論武装にもなっていくという戦略であるのでしょう。きちんと国民に周知すべき事柄、子供達に教育していくべき重要事項と強く思います。
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想定

2013-03-19 08:25:08 | Weblog
全柔連、結局誰もクビにせず(できず)役員全員留任ですって。こりゃ凄いや。この組織は記念物級です。新聞に拠れば嘉納治五郎の孫とかの「鶴の一声」で決まったんだそうです。すごいだろ~?ワイルドだろ~?
 先に戦後アメリカが日本に飛行機を作らせなかったから日本はジェット機も何もかもアメリカから買うしかなかったんだと書きました。それに関する記事があって、その抑制は昭和27年の講和条約発効(日本の独立)以降も続いたけれど、昭和31年に正式になくなったんだそうです、そこで作り始めたのがあのYS11だと。ああ、そうだったんですか(と、いつものことながら私の一知半解さが暴露されるのですが)。つまり日本の航空機業界の遅れはアメリカの所為じゃなくて自ら拓こうとしなかったというわけですか。つまらん!
 南海トラフ巨大地震のシミュレーションとかで最大被害は220兆円だそうです。ピンともポンとも来ません、220兆?大臣がドヤ顔で会見してます、想定外をなくすべく考えられる可能性全ての最悪を合わせた数字だと。記事によると、これには原発事故の想定分は含まれてないんだそうです。「考えられる最悪」じゃないじゃん。で、対策を講じれば被害はこの半分で済む、と言ってます。はいはい、言いたいことはこれで。公共事業の理由づけです。財政出動の根拠としたいわけです。三本の矢の二本目です。結構。しかし地震は来るんでしょう?ジタバタせずにすっかり諦めるってのも手だと思うのですが、いけませんか?
 WBC、負けました。黒田やダルビッシュがいたら勝てましたか?鳥谷、井端でしか点が取れなかったのも象徴的で。能見が悪いですか?誰が見ても阿部がブレーキでしたね。監督が悪いですか?負けに不思議の負けなし、ですから。
 
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無様

2013-03-18 08:22:25 | Weblog
毎日新聞が、おそらく論説委員様の筆なのでしょうが社説に準ずるコーナーで、安倍首相の経済政策には疑問がないわけではないが、領土問題への態度は右翼的とは思わないと書いてます。サッチャーさんのフォークランド戦争を例に出しての解説です。サッチャーさんの業績はまこと胸のすくというか、こうやって大英帝国は蘇ったというサクセスストーリーとして読めます、先に映画もありましたね、メリルストリープの演じた。この文章は私のようなトンガリには嬉しいものでしたが、え?毎日よね、産経じゃなくて、と見返したことでした。
 女子柔道暴力問題、まだこじれてます。と言うか、まだきちんと処理できぬというか。JOCが聞き取りした内容が公表されてます。一番にクビ切られた園田さんは、ムチや竹刀の類のモノを振りまわして、叩かなければ動けないのは家畜と同じだ、ブタ!ブス!と言ってたそうです。他のコーチは寝技かけて口を塞いだり、虫の死骸を投げつけたりしてたんだそうです。子供か?小学生や中学生のいじめのレベル。さらには助成金をピンハネしてそれを飲み食いに使っていたという、なんとも今時珍しいくらいのアナクロな風習が暴露されて。かつての金メダリストが確かに飲食に使ったなんて間抜けに認めてます。ここまで不祥事が並んでもなお上村会長は責任をとらない。副会長が辞任を促してるなんて不細工まで報道されて。そして、告発した当の15人は御簾の向こうに隠れたままです。匿名を通してます。どっちもどっちですか?こりゃダメだわ。ですよね。
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自由

2013-03-17 08:12:04 | Weblog
TPP参加表明したらしたで、やれ遅いの手遅れだの評論家達ってのは大騒ぎです。だから言っただろう?!って。ま、これこそが連中の仕事ですからね、参加してもしなくても文句は出てきます。しかし、それにしても、ではあります。決めるのは政治家(首相)ですからね、決定権のない奴は大声出して騒いでおけばいいのです、そういう役回りですが、それにしても。したり顔あり、鹿爪らしげあり、賢しらあり、下品あり、単純な横槍あり・・誰が正しいのか分からぬもんだから、何よりどんなハッタリかましてもトンデモ話しても、間違っていようが結果的に大嘘だろうが責任のセの字もないんですから、言いたい放題。ったく。しかし三つ目の矢は放たれたわけです。農業も医療も、既得権益に守られている業界のパラダイムチェンジが迫られるというわけです。組み換えとか整理とかでなく考え方から変える。歴史的画期であるのでしょうおそらく。
 中国全人代、習近平の主席選挙、2952-1だそうです。反対の一票は本人が入れた、それが謙虚のしるしだとか。凄いなぁ全体主義。日本の戦時の翼賛体制下でも、こんな極端はなかったでしょうにね。表現の自由、内心の自由の有難さですね。これらは決して天賦の、人間固有の権利ではないのですよ。本当にそう知らされます。日本に住む幸せです。そう感じねばならぬことと思います。
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百年

2013-03-16 08:23:09 | Weblog
TPP参加表明演説です。TVカメラの前での会見です。小泉さんの郵政選挙の前のあの大演説が非常に印象に強いのです、聞き入りましたからねあれは。身を乗り出して聞きました。確か6時過ぎた夕刻でしたね。その前にもこういう会見はあったのでしょうが知らず、小泉さんの後もどの総理も同じようにやってきたのでしょうがどれもインパクトなくおざなりで。特に民主党のあの三人のそれは軽いというのか上っ滑りというのか画面のこっちからいちいち野次飛ばしてたことですが、今回の安倍さんのそれは小泉さんのモノに匹敵することでした。リアルタイムで見てなかったので残念でしたが、原稿読み読みのところがどうにも気に入らぬのではありましたが(小泉さんは顔を挙げて前に居並ぶ記者達を見据えて話してました)、しかし聞き入りました。何度も言いますが、他人に伝えようとするなら言葉なのです。本当に伝えたい、わかってもらいたいなら相手の顔を見ながら自分の言葉で話すべきなのです。昔は(今のそうですが)バルコニーの上から自分の姿を見せながら何年何万の聴衆に向かって声を張り上げたのです。それしか手段がなかったと言えばそうなのですが、それで聴く方も煽られたわけです。生の声の持つ力です。魔力と言ってもいいと思います。安倍さんの語り口はよかったですね。十分に伝わりました。日経は開国と見出しです。開国ですか、平成の開国というのは菅さんのフレーズでした。日本は今まで鎖国していたの言うのか?とチャチャ入れられてましたね。このフレーズもどうかなぁと思ったことでした、そのうちに消えましたが。安倍さんは演説の中で国家百年の計と表現しました。気合い入ってます、との表明です。産経には「放たれた第三の矢」とありました。成長戦略の具体策というわけです。国家百年の計。次には憲法だ国防だ。そう聞こえます。いいですねぇ。ガンガン行ってほしいことです。農協の医師会のはまずは措いて。そうです。
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伝統

2013-03-15 08:20:16 | Weblog
ローマ法王、アルゼンティーナ!!です。放映されるあのアルゼンチンの喜びようには驚きます、そんなに?カソリックとプロテスタントの違いも知りませんから、この人(法王)の価値の重さも知らないわけです、ただただそれほどの偶像崇拝なのねという呆れです。ひとえにそういう宗教下にないからです、そういう文化にいないからです、いい悪いじゃありませんが。コンクラーベという語呂に笑いながらその意味も知りましたし(根競べでもあるんですね実際)何より童話の漫画に出てくるような煙突から出てくるあの黒い煙白い煙ですわ。誰が焚いてるんでしょうね、それ思うと笑うじゃないですか。伝統ですか。伝統ですわね。
 お世継ぎ悠仁様、小学生におなりです。早いですねぇ。小泉さんがとってつけたような慌て振りを見せて性急に(無理やり通してやろうという魂胆だったに違いないですが)お世継ぎ問題に手をつけたことでしたが、彼が生まれた途端にすぐに引っ込めたことでした。つまりパフォーマンス、それはつまり皇太子を皇太子妃を非難しただけのことでした結果的に。民主党のタコどもが女性宮家をどうのこうの言ってましたが、その点ガチガチの保守の安倍さんは一蹴しました。宗教学者の山折さんが皇太子よ自ら廃嫡せよと論文書いてました。そういう流れですからね。長男の子で繋がってきた嫡流が途切れるのでしょうが、秋篠宮は歴とした天皇様の男系男子です。あれこれ言われてますが皇太子妃が皇室になじめぬ(適応障害)のはひとえに世継ぎを産めなかったからでしょう。宮中にはそれこそ平安の昔からの藤原一族、五摂家九精華の子孫たちがうごめいていて、皇后さまもそうであったように皇太子妃にも強烈な嫌がらせがある筈です。どこの馬の骨?それに未だに耐えられぬというわけです。皇后さまは見事に越えられた山ですが。悠仁様が継いで行かれればいいことです。そうですよね。
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芝居

2013-03-14 08:25:39 | Weblog
TPPは条件闘争へ。つまり参加の是非からその内容の検討に移ったというわけです。参加しますということです。自民党の反対派議員達が集まってパフォーマンス(芝居)して、族議員としての役目を一応果たしてるぞと示してますが、ま、こういう流れでしたね安倍さんの演説は。聖域なき完全関税撤廃はしないとおいう二重否定は守られるようです、アメリカの自動車とこっちの農産物、国民皆保険制度がバーターになるようです。それでいいの?TPPなんて殊更に枠作らなくてもよかったんじゃないの?ま、そんなことも言いませんわね、立派な成果ですから。条件闘争の次は既成事実化です。あとは一本道です。
 日経のコラム、時代劇には村人や町民は出てくるが、市民は登場しない、と仰々しく始まります。おお、市民はいるが国民はいないとか、国家否定論が朝っぱらからおっ始まるのかと期待しましたが、町村から市に昇格する事の話でした、見事に肩透かし。市民という単語は連中(サヨクさん達)の好きな言葉、武器ですからね。市民が、と書き出せばオールマイティーと思ってますから。国があるんじゃない、国民がいるんじゃない、市民がいるから社会が成り立っていると。順が逆なんですね。国があってルールがあって国民社会が回るという順ではなくて住民(これを市民と呼びます、地球市民なんてのが象徴的)がいて住民の権利や要求があってそれに合った社会ができているという理屈。いいえ、今日のコラムの話ではないことです。とんだ言いがかりでした。
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呪縛

2013-03-13 08:26:30 | Weblog
ベア。春闘時期によく聞く、紙面に躍る単語です。ベア要求、ベア回答、なんて使い方です。ぼんやり理解してました、給料のことよね。でもカタカナですからね、ベア。bear でしょう、まさか熊じゃないですから、耐える のbear? 忍耐って意味かい?とそれこそぼんやり思ってたことですが、ベースアップの略ですって。最悪・・どんな略し方よ。ベースアップくらい面倒がらずにちゃんと言えよ。
 朝日が社説で安倍さんが憲法改正要件の改正。憲法96条改正を目指していることに噛みついてます。本当に必要なら憲法通り、国会議員2/3以上の賛成をとればいいことだと、一見正論を吐いている仕草なのですが、中の文章です。「憲法のどの条項をどう変えるかを提案するのが国会であり、国民が意思表示できるのはそれへの賛否」だと。そんな大事なことを国民に問うな、決めさせるなと言うことですね。おいおい、あんた達がいつも非難している国民不在ってのにぶつからないかい?議員が決めたことを住民の直接投票とやらでひっくり返していくのに手を叩いてるのはあんた達だろ?こういう時だけ議会民主主義原則を振り回すってかい?ある時は国会議員をこきおろし、決められない政治を大非難しておいて、こういう時だけ我々が選んだ議員なのだ!と来る。ご都合主義もいい加減になさいよ。でも、外国も憲法改正には2/3だというのは初めて知りました。へぇそうなんだ。でも、日本はこうやるしかないのです、戦後の呪縛から逃れるにはこれしかないのです。
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有難

2013-03-12 08:21:52 | Weblog
東京での追悼慰霊会に天皇皇后両陛下が参列されてました。ああ、こういう時のこのお二人のお姿の有難さですね。有難い。この気持ちです。思わず頭を下げる気持ち。手を合わせる気持ちです。二年前の震災以来、何度も何度も現地に足を運ばれる、大手術の後すぐに一年目の式典にお出ましになる。もうあれから一年が経つんですね、この早さにも驚きます。他の誰がどんなご大層な話をしようが、このお二人の「そこにおわします」に敵う有難さ、威厳、安堵はありません。なんというオーラでしょうね。オーラとはこういうのを言うんでしょう。そしてお言葉を述べられる天皇陛下の後ろには皇后陛下がそっと寄り添われて。この絵柄が最上の安心感を生むのです。首相も議長も関係者も誰も背景です。皇后さまが私の仕事は祈ることですと言われているのを昔読んだことがありますが、まさしく体現される静謐です。日本人の母とか女性の見本とか、そんな低次元の喩えではなくて、もっともっと有難いもの。80歳になられますよ天皇陛下は。公務はきちんとこなされて。昭和天皇はこのお歳の時にどうだったんでしょうか。もう病に伏せておられたのでしたか。そう思いやっていくと、皇太子ぃ~!!ですね。新潮45の先月号に皇太子よ廃嫡せよとの激しい文章が載ってましたが、いつまでも皇室嫌いの女房に振り回されていてどうするんだ?あのシレっとした顔に憤りが湧くばかりです。
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