柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

芝居

2013-03-14 08:25:39 | Weblog
TPPは条件闘争へ。つまり参加の是非からその内容の検討に移ったというわけです。参加しますということです。自民党の反対派議員達が集まってパフォーマンス(芝居)して、族議員としての役目を一応果たしてるぞと示してますが、ま、こういう流れでしたね安倍さんの演説は。聖域なき完全関税撤廃はしないとおいう二重否定は守られるようです、アメリカの自動車とこっちの農産物、国民皆保険制度がバーターになるようです。それでいいの?TPPなんて殊更に枠作らなくてもよかったんじゃないの?ま、そんなことも言いませんわね、立派な成果ですから。条件闘争の次は既成事実化です。あとは一本道です。
 日経のコラム、時代劇には村人や町民は出てくるが、市民は登場しない、と仰々しく始まります。おお、市民はいるが国民はいないとか、国家否定論が朝っぱらからおっ始まるのかと期待しましたが、町村から市に昇格する事の話でした、見事に肩透かし。市民という単語は連中(サヨクさん達)の好きな言葉、武器ですからね。市民が、と書き出せばオールマイティーと思ってますから。国があるんじゃない、国民がいるんじゃない、市民がいるから社会が成り立っていると。順が逆なんですね。国があってルールがあって国民社会が回るという順ではなくて住民(これを市民と呼びます、地球市民なんてのが象徴的)がいて住民の権利や要求があってそれに合った社会ができているという理屈。いいえ、今日のコラムの話ではないことです。とんだ言いがかりでした。
コメント
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