柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

怠慢

2013-03-27 08:22:49 | Weblog
サッカー、負ける時はこういうもんです。失敗が重なって。ミスした方が負け。負けに不思議の負けなし。結果が出てからは何とでも言えます。後出しじゃんけんは常に勝てます。誰々がいなかったから。そうでしょう。あそこで入れていたら。それも正しい。事前の、特にテレビ朝日のあの無闇な騒ぎ方が、いつもの如き神風解説が、二日酔いの朝のような気分の悪さをもたらします。ま、いつものことです、今更に非難しても仕方ないことです。しかしあの緑色のレーザービームはあからさまでしたね。キーパーを狙い、遠藤を狙い。これがアウェイだ、なんてしたり顔ですけれどタレント解説者達は。ああ、それでいいんだ・・。
 今度は岡山高裁(広島高裁岡山支局)が衆院選挙違憲と無効判決です。前日の広島高裁のヤツは執行猶予がついてましたが今回はつかず。上告しなければ確定で、議員は失職、選挙区割を作り直して再選挙という運びだそうです。もちろん上告です、ですから見た目は変わりませんが、最高裁が無効と出したらこりゃ大変なんだそうです。どれも同種の訴えですから最高裁は統一判断するんだそうです、すると16訴訟の31選挙区が無効になると言うわけです。へぇ。ひょっとしたら、あれだけ前から警告していたのにこんなあちこちで違憲選挙がなされていたんだから、という怒りが昂ずれば、全選挙区で無効、つまり選挙区割りをやりなおして(選挙制度自体を変更してもいいんですよね、野党が言ってるように)再選挙という判決が出るかもしれぬ、そうです。まずは0増5減でお茶を濁そうと言うのが与党の(公明党に気遣わねばなりませぬ)案ですが、要は上告審までに何か具体的に示さなければならぬわけです。道筋を示せば、何年内にこうしますと決めれば、衆院選挙は4年先ですから、最高裁もそれ以上は叱れないでしょうし。このどさくさに与野党どちらが乗ずるか。まさか全否定にはならぬでしょう、そういう目論見も当然ありましょうし。どうしますかね安倍さん。
 
コメント
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