二波

アベノマスク、届きました。ああ、これかぁ、の感慨です。包装が大仰ですが中身はなるほどチープで。もう店頭にマスクが並び始めてます、有難味は薄くなってます、封を切らずに記念品になりそうです。あん時あれだけ皆が文句言うてた奴よこれ、と何年か経ってのネタです。六日の菖蒲、十日の菊の好例にはなりますか。
　北九州での感染拡大、小学生にクラスターです。うむ。濃厚接触者を追いかけての結果でしょうから、彼らが発症するかどうかは別問題です。子供は罹りにくい、それは普段からコロナウイルス感染症（普通の風邪です）に罹っていて免疫ができている（抗体を持っている）からという見解があります。ですから、彼らが言う所の無症状感染者のまま経過する可能性は高いのでしょうが、彼らが感染源になるだろうと考えると、隔離しかないですか。今一度の休校処置ですか。市長は悩ましいですねぇ。第二波かぁ。
　東京や都会でも登校が始まります。で、昨夜ニュース見ていたら案の定言うてました、丁度尾木ママが出てて、期待通りのこと言うてましたよ。遅れた学業を取り戻すのも大事だけれど、心のケアもしてやれと。一年かけて修める行程を9か月でやろうとするんだから必ず無理がでる、そこに気を付けてやれと言います。いやいや、こうやって大人が妙に猫なで声出すから子がその気になってしまうんですわ。しっかり勉強して来い！みんなに会っておいで！と送り出せばいいんでしょうに。しんどいならそう言いなさいね、なんて変にかぶさらぬことです。放っておけばいいんです。子供たちは十分にタフですよ。なのにＴＶはＰＣ全盛です。やれやれ。
　昨日、何も対応しなければ何千人が死ぬ、というコロナ対策説明する時の、素人を脅すような専門家の物言いに噛みつきましたが、丁度月刊誌の今月号にその話が載ってました。あれは感染症数理モデルという歴とした学問で、ああいう物言いしてからデータを出す習いなのだそうです。連中には悪気はない、どころか学問、科学の手続きを踏んでるだけなのです。それはそれなのですが、しかしあれは脅しですよねぇ聴く方からすれば。何も対応しない、わけがないじゃないか！です。