柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

風勢

2024-08-21 08:01:23 | Weblog

米民主党の党大会の模様が報道されます。バイデンさんが撤退して一気に潮目が変わっているのが素人目にも明らかに思います。画像にはオバマさんとヒラリーさんが登場してました。ヒラリーさんが、とうとうガラスの天井が打ち破られる時が近いとアジったとのことです。この人が言えば重たいですねぇ。共和党員のどこかの州知事が堂々と民主党大会で演説したりしてます。共和党ももちろん一枚岩ではないのですが、トランプ党なんかではない、共和党はこんな党ではないとの訴えです。以前からあった意見でしょうが、こういう声をメディアがどこまで採り上げるかどうかなのです。これが勢い、風というヤツでしょう。バイデンさんが引かねばこうはならなかったわけです。もしトラほぼトラ一色だった筈です。えらいもんじゃなぁと改めて思います。

 高石ともやの死亡記事です。高石ともや、岡林信康が日本のフォークソングの嚆矢です、そう位置付けられてます。フォークソングと言えば吉田拓郎や井上陽水ですが、その前の世代です。時代的には十分に重なっているのですが、ニューミュージックという波には乗れなかった人です。高石ともやと言えば受験生ブルースという条件反射ですが、私が高校出て京都で浪人している時代、ナターシャセブンというバンド、バンジョーがいるカントリー系のバンドでよくラジオに出てました。優しい声で穏やかな口調でしたね。岡林信康も山谷ブルースを知っているくらいのことでよく聞いた人たちではないのですが、斯界の先達という位置づけです。フォークソングという話になるとまず出てくる名前と言うか。巨星堕つ。業界本では特集が組まれる人です。合掌。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする