昨夜NHK、大河の後のドキュメンタリー番組、先の大戦のサイパン島の攻防の際の米軍の音声記録が残っていたという話題でした。バンザイクリフのあのサイパン島です。日本守備隊が全滅玉砕したあのサイパン島です。まずはこの物量差文明の差に改めて思いが沈みます。よく見聞きする事実ですが、日本軍は戦争で300万人の死者を出したが、戦闘死よりも餓死や病死の方が多かったと。このサイパン島も広げるだけ広げた戦線への兵站輜重がまったく顧みられぬ影響を受けた地域です。一方の米軍は録音機を携えた報道班が帯同しているんです。言葉をなくします。その内容です、報道隊が現場の兵士にインタビューしているのです。日本軍をジャップと呼び、当初は民間人を避けて戦闘していたが日本兵はそこに混じって不意撃ちを仕掛けてくる。段々にその規範が薄れてくる、日本人を殺せ、最後の一人迄殺せと。どこかで聞いた話です。イスラエルがハマスを撃つ時の理由と全く同じです。そして突然にバンザイ!と叫びながら突撃してくる、狂気でしかないとの呆れが述べられます。言葉をなくして観てました。こんなことだったのです。事実を知らねばならぬのです。このきつさです。
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