柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

跋扈

2023-02-10 08:27:07 | Weblog

臓器移植ビジネスはよく本になってます。外国へ行って臓器を買ってるのは日本人が一番多いとか。有名人(あなたがご存知かどうかわかりませんが)ではプロレスラーのジャンボ鶴田がフィリピンで肝臓移植を受けて亡くなりましたね。東南アジアのどこかの村では若い衆の多くが背中に大きな手術痕がある、何かと問えば腎臓を売ったのだと、そういう報道もありました。臓器移植の是非は措いて、需要がとても多いからビジネスになる、仲介屋が跋扈するという構図でしょう。NPO法人「難病患者支援の会」の理事が中間マージンを巻き上げて逮捕されたという事件が報道されてます。ベラルーシ(今を時めくロシアの盟友です)での移植の斡旋で、相場は1600万円当たりのところを3300万円吹っ掛けてと具体的な記事です。写真見れば怪しい奴です。これはあくまで私の感想ですが。で、移植後のフォローを頼まれる病院の医者が言うてました、紹介状が何とも杜撰でこんな情報では受け入れられぬと。弱い者いじめの典型です、新聞も藁をもつかむ患者を唆すと非難します。こんな比較はどうかとは思いますが、今話題になってる遠隔強盗殺人事件がなんか普通の犯罪に思える所、人の感情というのはどこまでも相対的なもんだなと感心します。皆が桃太郎侍になってましょう?お前達ぁ人間じゃぁねぇ!叩っ斬ってやるって。ちなみに、あっせんを斡旋と漢字表記するのは産経新聞のみです。どうしてひらがなにするかなぁ。こういう表記を見て漢字を覚えるのでしょうにね。明治時代の新聞のように難しい字にはルビ振ったらいいだけです。こっちにも毎度毎度腹が立つことです。

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