柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

区割

2022-06-17 08:25:13 | Weblog

衆院選の区割りの変更が公表されてます。10減10増というやつです。この根拠が一票の格差なるもので一票の値打ち(重み)を人口割で計算して非難するものです。そういう訴えをしつこくやる者がいて、なれば裁判所も無視はできません、公正公平平等を旨にした民主主義社会ですから。毎回判決は同じです、この格差は違憲だ、でも今回行なわれた選挙は有効だというもの。この選挙自体が無効だと出た日にはやり直しですからこれまた大変。その辺り裁判所も忖度してる。でも、参院選で鳥取島根、高知徳島で合区ってのをつくりましたが、これも姑息策で。でも、やられた地区の議員は大変なわけです、地盤のじの字、看板のかの字もない所で選挙するんですから。で、今次大改革です、メディアが面白がってるのが当地山口と二階さんの和歌山です。確かに山口県から4人も出るのは多いですわ、150万いないんですよ人口。が、ご存知の通り自民党の重鎮を多く輩出してきた経緯です、簡単に手を付けられる所じゃないです。安倍さん、元副首相だった高村さん、今の外相林さん、防衛相岸さん。林さんは先の衆院選で無理矢理に参院から悲願の鞍替えしたことでした、定数減がわかってましたからあの機を逃がすわけにはいかなかったのでしたが。4が3に減ります。高村父は引退してて今はその息子が引き継いでますが、順当に考えればこやつが降りて比例に回って、後の三人で分ける。んでしょうねぇ。和歌山も今回初めて見ましたが面白い区分けです。都市部と田舎とくっきり分かれてる、選挙区の広さの違いが顕著です。和歌山の人達はこれが普通なんでしょうけれど。ここは3から2です。二階さんは南部の田舎地域が地盤のようです。ここに参院親分の世耕さんが出るとか出ないとか。先の衆院選の当県山口三区の河村・林の確執の再現となるのでしょうか。和歌山では盛り上がってるのでしょうねぇ。あそこの地方版を読みたい気分です。

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