柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

事情

2022-06-05 09:46:02 | Weblog

完全男のロッテ佐々木朗希が東京ドームで初めて巨人戦に投げると言うのでわざわざ特別室で長嶋に会わされてる映像が流れてます。長嶋はもう80歳過ぎてて老醜をさらすばかりの態です、もう出てこなくてもいいと思うのは私だけではないと思いますが読売はまだ売れると思っているのでしょう事ある毎に引っ張り出します、そっちではなくて面白かったのは佐々木の態度でした。もう彼らにとっては「あの長嶋」ではないのでしょう、さすがに「誰?」ではないでしょうけれど。長嶋が立ち上がって寄って行って左手で握手を求める、半身不自由な喋りも損なわれている老人に少し腰の引ける感じ(やむなしです)、苦笑いしながら恐縮してる、と言うかどういう態度とればいいのか困っている風で。王長嶋を知らぬはずもないことですが、彼らに憧れて野球始めた世代でもとうにないわけです。ONを無条件に至上に置いてる世代がもう時代に置いて行かれてる。少し前まではONの前に出ると直立不動の態でしたけれどねプロ野球選手たちは。

 堀江謙一さんが再び太平洋をヨットで単独走破(航破?)との話題です。83歳です。これもびっくりしますが、どうして?でもあります同時に。太平洋ひとりぼっちと映画にもなった最初の快挙は1962年(昭和37年)のことです、石原裕次郎で映画化もされてました(もちろんリアルタイムでは覚えてません、映画も後にTVで見た記憶です)。彼が23歳時分の事だと記事にあります。当時サンフランシスコに着いたときは入国手続きや何かでひと悶着あったと別に読んだ記憶があります、まさかこんなことする(できる)とは誰も思わぬことだったでしょうし、誰にも言わず、聞いていても誰も相手にしなかった行動だったわけです。本当にやってきて向こうが慌てたという図だったと。で今度はその逆のコース辿ったとかで。アナウンサーの辛坊さんが同じことを企てて大失敗して大恥かいたことがありましたね。遭難したら海上保安庁やら自衛隊やらが出動せざるを得ないわけです、本人たちは浪漫とか夢だとかほざいてればいいのですが、こっちにすればいい迷惑ですわね。そっちを思ってしまいます。

 作家の林真理子さんが日大理事長に選ばれて就任するそうです。芸術学部のOB(OG)だとかで。私立大学の単純な人事ごとですから外野が嘴はさむことではないですが、こういう目先替えかぁとよくある手口を嗤います。前の相撲取り理事長が、あの横綱輪島の先輩で輪島より強かった猛者というプロフィールの人でしたが、関学相手のアメフト試合での「潰せタックル」指示事件でも責任取らずに居座って、お定まりの金まみれ汚職でお縄になった後の人選です。彼女は会見で母校愛は誰にも負けないとか改革すると威勢がいいですが、さて。私には何のしがらみもないからと言うてましたが、しがらみってのは今からどんどんできて絡め捕られるものです。ま、金にだけ身ぎれいにしておけばそれだけで比較論上の適任者ではあります。理事長給料以外に十分な収入源のある者を充てるが正解ではありますね。お金はもういりませんと言える人を選んでまずは変わる。ように見せる。それが大事です、国からの私大補助金を受けねばなりませんから。

コメント
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