柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

言葉

2022-06-08 08:27:34 | Weblog

家計の値上げ許容度も高まっている。黒田日銀総裁の言葉です。ネットで反論が噴き上がって慌てて釈明している映像が流れてました。意味は分かりますが、許容度なんて言葉を使う所にこの人の役人体質というかごまかし体質(これを上から目線ともいうわけですが)が見えます。国民にも値上げも仕方ないかなとの思いが広がっている。国民の皆さんも昨今の値上げは世界事情からやむをえぬかと思ってもらえるようになっている。そう言いたいのでしょうし、日本語ではこういう言い方ですね。彼の言葉は英語的性西洋語的です、つまり直訳調。それがごまかしというわけです。確かに仕方ないないのです、値札通りの金出さねば買えないんですから。こっちは必要なものは買い揃えるばかりです。でも許容しているわけじゃないですよね。この辺りの感覚のズレを非難されてます。下々の金銭感覚と斯くも違う!というわけです。で、値上げに対抗できるだけの所得上がるのかという話になります、折しも岸田さんが新しい資本主義政策を発表してましたが、投資だそうですよ。2000兆円にも上るとされるタンス貯金を吐き出させて経済を回すという魂胆のようですが、投資?いきなり何?です。Invest in Kishida. なんて言うてました。おいおい。ニュース番組で街の声を拾ってましたが肯綮を突いてました、そんなことよりも給料を上げてくれればいい、すればあれこれ消費できるし、一番簡単で効果的だと。その通り!

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